内容説明
漫画家を目指し、大学はAI専攻の理系女子、「それでもくずし字が読みた~い!」その一心で、古文書講師にまでなって、今もなお猛勉強・進化し続けている。そんな彼女の独学パワーは、一歩踏み出すのをためらうあなたの背中を押してくれる!
目次
プロローグ―古文書を始める前に
闘いの記録 前半戦(独学ライフはこのようにして始まった;独学で資格は取得できるのか;独学のコツは「長期戦のかまえ」;周囲に推されて古文書講師に)
闘いの記録 後半戦(独学の前に体を慣らそう―その1;独学の前に体を慣らそう―その2;本書で「古文書教室」を体験する!;独学経験から学んだ「覚え方の鉄則」)
著者等紹介
宇野藍子[ウノアイコ]
1977年、東京都生まれ。東京国際大学卒業。古文書講師。生涯学習1級インストラクター(古文書)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sofia
40
どんな独学をしたのかしら?と思って軽く読んだのですが、独学の熱意と努力のすごさに驚く。後半の「体験」はためになった。2020/06/08
宇宙猫
29
★★★ 古文書を読むには草書だけじゃなく、その時代特有の言葉も勉強しなきゃいけないという地獄のような努力が必要なのですね。2017/07/19
ヨータン
16
面白かった〜、マニアックで。古文書のくずし字って、私は見ているだけで頭が痛くなってくるのにそれを愛してやまない人っているんですね。まさに好きなことに夢中になっているうちにそれがいつのまにか仕事になっていたという人の典型。そこまで好きなことがある人って魅力的ですね。2021/08/26
ikatin
11
以前、柳川の古文書館に行った際にこれは世界を少し覗いてみんといかんねと思ったのを思い出して購入。多分関連本では最薄であろう。それでも読むといろんな意味で「なるほど」である。2019/09/22
けせら
6
古文書講師になりたいわけじゃないけど、くずし字を読み書きしたくてあれこれ探しているうちに見つけた本。 あまり参考にならなかったので次の本を。2020/06/11