そいつを黙らせろ―プーチンの極秘指令

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  • サイズ B6判/ページ数 410p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760142828
  • NDC分類 312.38
  • Cコード C0098

内容説明

自らの過去を知る同僚や恩人を次々に葬り去ってきた無表情の男は、いかにして大統領に成り上がったか?素顔を間近で取材してきた女性ジャーナリストが命懸けで綴ったノンフィクション!

目次

偶然に誕生した大統領
選挙戦
ワルという自伝
かつてスパイだった男
クーデターと改革運動
改革者の末路
メディアが死んだ日
民主主義の崩壊
テロの統治
あくなき強欲
ソビエト連邦への回帰
十二月の一週間

著者等紹介

ゲッセン,マーシャ[ゲッセン,マーシャ] [Gessen,Masha]
1967年モスクワ生まれのユダヤ系ロシア人。一家は1981年にアメリカに移住。ソ連崩壊後の1991年、記者として単身ロシアに戻り、アメリカとロシアの二重国籍を有するジャーナリストとして、モスクワでネットニュースの編集をしながら『USニュース・アンド・ワールド』誌モスクワ特派員もつとめる。『そいつを黙らせろ―プーチンの極秘指令』で2012年度の英国の権威あるノンフィクション賞「サミエル・ジョンソン賞」にノミネートされた。2013年5月末、家族とともにアメリカに亡命した

松宮克昌[マツミヤカツヨシ]
1943年東京生まれ。1966年上智大学文学部卒業(社会心理学専攻)。主に外資系企業に勤務後、2002年より翻訳に専従。日本翻訳家協会(JST)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙狸

17
邦訳は2013年刊行。英語の原著は2012年年刊。原題はTHE MAN WITHOUT A FACE。著者はモスクワ生まれのユダヤ系ロシア人。十代に米国に移住していたが、ソ連崩壊後ロシアに戻りジャーナリストとして活動。プーチン大統領の政界入り以前からの人生をあとづけていく。プーチンの伝記的書籍としては2000年に出たインタビュー(邦題『プーチン、自らを語る』があるが、この本はこのインタビューを参照しつつ、独自のプーチン像を提示する。KGBの士官であったことがやはり決定的に重要だった。2024/04/26

タキタカンセイ

2
Pの手がいかに血みどろなのかについて書かれた本。反対者、批判者、邪魔者は実際に殺されていた(恩師とも言われているサプチャクまで)。モスクワアパート爆破事件、モスクワ劇場占拠事件も国家による仕組まれた謀略だったことがわかる。驚くのはPが展示物をパクるエピソード(核大国の大統領なのに)。彼は目の前に欲しいものがあってそれが盗れそうだったら盗ってしまうのだ。たぶんウクライナ侵攻もそうやって決めたのだと思う。2022/06/12

あんドーナツ

1
訳が読みづらくて挫折。

1
良い子にしていないと、おっかないプーチンお化けが出るわよ!これには笑いました。日本の首相じゃこうは行かない。それにしても恐ろしいことになっていますね。でもこの本は冗長過ぎだし、てにをはも怪しくてとっても難儀しました。面白い材料を扱っている本なのに、残念です。2013/08/09

sonsofmarket

0
冗長過ぎて読むのに苦労した。プーチンは暗い部分が少なからずあるし、それを裏付ける本だが、独裁政治から過渡期にある国の指導者としてはそれなりの人物だとも思う。2013/12/14

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