東アジアにおける国家と市民社会―地域主義の設計・協働・競合

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760142231
  • NDC分類 319.2
  • Cコード C3031

内容説明

地域主義とは何か?グローバル化に逆流する時代錯誤のイデオロギーなのか?「市民社会」を抑圧し「国家主権」を擁護するアジア的価値のプロパガンダなのか?地域共同体とは「国家間の共同体」であると同時に「社会間の共同体」でもある。国際政治学・国際関係論の視角によって、地域主義の位相を探り、国家と市民社会の論理を析出しながら、両者の連関を詳らかにする。

目次

序章 国際社会における地域統合―課題と構想
第1章 東アジアの国家と市民社会―理論と動態
第2章 東アジアの主権と人権―相剋と克服
第3章 地域主義の制度設計―トラック1
第4章 国家と市民社会の協働―トラック2
第5章 国家と市民社会の競合―トラック3
終章 地域主義における国家と市民社会―協働と競合

著者等紹介

大賀哲[オオガトオル]
1975年生。東京都出身。英国エセックス大学政治学部博士課程修了(Ph.D. in Ideology and Discourse Analysis)。神戸大学大学院国際協力研究科・助教を経て、九州大学大学院法学研究院・准教授(国際政治学・アジア政治論)。この間、オックスフォード大学セントアントニーズコレッジ・客員研究員、ケンブリッジ大学アジア中東学部・客員研究員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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