内容説明
パソコン、携帯電話、電子書籍…さまざまなメディアに「文字」があふれている時代、本を読むということは、いったい何を意味するのか?生きるために、読む。生きているから、読む。本から始まり、時間や人の記憶にいたるまで縦横無尽に語る読書論。
目次
プロローグ 「文学は死んだ」?
第1章 物語の中の真実
第2章 この騒々しい世界で
第3章 もうひとつの時間、そして記憶
第4章 文学という鏡
第5章 本を本たらしめるもの
エピローグ それでも、わたしは本を読む
著者等紹介
ユーリン,デヴィッド・L.[ユーリン,デヴィッドL.][Ulin,David L.]
米ロサンゼルス・タイムスの文芸批評・担当記者。2005~2010年に読書欄を担当。同紙のほか「アトランティック・マンスリー」「ネーション」「ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー」などに寄稿している。カリフォルニア大学大学院で創作文芸を教えるほか、カリフォルニア芸術大学客員教授もつとめる
井上里[イノウエサト]
宮崎県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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