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江戸怪奇標本箱

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760132645
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

子どもを鋳込んだ鐘、龍が化けた石、生き人形など……。江戸期に書かれた随筆・雑録・物語に登場する、不思議で、信じがたいモノ。それらが巻き起こした妖しい話を現代に甦らせる。

内容説明

しゃべる腫れ物、霊界の船、増える骨、減る骨、江戸のUFO、気味悪い予言人形、命がけの読書、枕の怨念、祟りつづける力、龍が化けた石。のたうちまわる髪、子どもを鋳込んだ鐘、地獄の亡者の乗り物、成仏マシーンなど。江戸期の随筆・雑録・物語に登場する“いわくつき”の奇物や妖物。それらが巻き起こした不思議な話を現代に甦らせる。

目次

1章 霊界の乗り物の怪
2章 因果はめぐる
3章 体に生えた異物
4章 神聖なフェチ
5章 顔の奥
6章 魂をもった生人形
7章 成仏マシーン

著者等紹介

藤巻一保[フジマキカズホ]
作家・宗教研究家

花輪和一[ハナワカズイチ]
漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミツツ

28
怪奇というか奇話というか。日本昔ばなしを怖くして大人バージョンにした感じ。2018/08/22

澤水月

2
「食人族」の如く蓮華に仕込まれた槍で信者をひと突きに殺す都市伝説的な成仏マシン、いまも日蓮系新宗教(そりは…!!)が中傷合戦に使ってるとわ興味深すぎ。のたうち回り血を求める妖髪、生き人形など江戸末期に爛熟した怪談に花輪和一の絵、素晴らしい!! 2009/10/31

シサキ

0
「実際にそんな病気があるのかどうかは知らないが」じゃねーよwww調べろよwwww…っていうのがツッコミのピークでした。嘘か本当か、実在するのか空想上のものか、その線引きが筆者の独断過ぎるし、しかもぶれる。全体的には「なんでだよwww」ってツッコミ入れながら読んでたけど、生人形の考察(?)は面白かった。2011/09/17

べる鈴

0
花輪先生のじわじわくるイラストと分かり易い本分、それに枠外の注釈も丁寧で読み易かったです。 「幽霊話」「怪談」など恐怖て物は平和な時代に花開く物なのですねぇ。と云う意味では現在の日本も平和ですね。2012/08/18

七曲町子

0
こういう話好き。花輪和一の絵もステキ。2012/07/17

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