出版社内容情報
約400回にわたる小堀遠州の茶会を徹底的に分析し、江戸幕府草創期の政治と茶会の緊密な関係を明らかにした画期的研究。
内容説明
天下一の茶匠と呼ばれた達人の素顔に迫る意欲作。
目次
総論 茶人・小堀遠州の生涯(本書の基本史料『小堀遠州茶会記集成』について;小堀遠州の人物像;茶道史上の遠州―遠州茶会の変遷とその特徴)
各論 小堀遠州の研究(寛永三年二条城行幸のなかの遠州茶会;遠州茶会の客となった近衛信尋と徳川義直;大判座・金銀座・呉服師後藤家を招いた遠州茶会;遠州茶会と宇治茶師;「遠州江戸四年詰」と寛永飢饉;小堀遠州の茶と大老酒井忠勝)
著者等紹介
深谷信子[フカヤノブコ]
1942年生まれ。1997年3月放送大学教養学部卒業。2007年3月専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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