内容説明
明かされる「口伝」の真意。合気道開祖植芝盛平翁。その後半生は、大本教祖・出口王仁三郎との出会いによって神秘的な色彩に包まれていった。そこには何があったのか。解明されていない翁の言葉の数々―古神道家にして大東流合気柔術師範である著者が、古神道思想と合気道技法の密接な結びつきを明らかにしていく。
目次
第1章 植芝盛平の生涯(誕生;東京での武者修行 ほか)
第2章 松竹梅の謎(三千世界、一度に開く梅の花;手を開く意味とは ほか)
第3章 円かなる世界(高天原と合気道;円の動き ほか)
第4章 呼吸と水火(天の水火と人間の水火;さらなる関連 ほか)
第5章 禊と合気道(罪穢れを祓う;技が健康法となる ほか)
著者等紹介
大宮司朗[オオミヤシロウ]
幼少より霊学・古神道にかかわりのある環境に育つ。その後研鑽を重ね、太古真法(斎宮神法)、幽真界の各種神法に通じ、現代日本における玄学の第一人者として知られる。一方、大東流合気柔術師範、また同流の総合的な研究者でもある。玄学修道会および大東流合気柔術玄修会を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。