四日市公害―その教訓と21世紀への課題

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760121991
  • NDC分類 519.215
  • Cコード C3036

出版社内容情報

医師としてあるいは行政側責任者として終始四日市公害に取り組んできた著者による回想とその総括。社会的政治的ダイナミクスのなかで日本の環境政策の大転換をせまった四日市公害の経験は国際的意義をもっている。数々の秘話を明らかにしつつ、世界的な視野で四日市公害の本質と意味を描く。

主要目次
1 はじめに/2 四日市石油コンビナートの建設/3 異臭魚問題/4 大気汚染/5 四日市喘息/6 黒川調査団/7 公害認定制度/8 四日市公害訴訟/9 総量規制/10 公害健康被害補償法の成立/11 環境基準の達成/12 公害回復事業/13 窒素酸化物問題/14 クウェート油田火災/15 ICETTの設立/16 終わりに――四日市公害から地球環境問題へ/日本公害史における貴重な道標(橋本道夫)

内容説明

公害、薬害はなぜ繰り返されるのか。日本の環境政策の大転換をせまった四日市公害。数々の秘話を明らかにしつつ、世界的な視野で四日市公害の本質とその意味を説く。医師として行政側責任者として終始四日市公害に取り組んできた著者による回想と総括。

目次

四日市石油コンビナートの建設
異臭魚問題
大気汚染
四日市喘息
黒川調査団
公害認定制度
四日市公害訴訟
総量規制
公害健康被害補償法の成立
環境基準の達成
公害回復事業
窒素酸化物問題
クウェート油田火災
ICETTの設立
終わりに―四日市公害から地球環境問題へ

著者等紹介

吉田克己[ヨシダカツミ]
1923年9月岐阜県大垣市に生まれる。1947年9月京都帝国大学医学部医学科卒。1958年9月三重県立大学医学部教授(公衆衛生学講座)。1971年4月三重県公害センター所長(併任)。1972年4月三重県環境汚染解析プロジェクト・チーム総括者(併任)。1973年4月国立三重大学医学部教授(国立移管)。1987年4月三重大学教授退官・同名誉教授。1991年4月クウェート油田火災健康影響調査派遣団団長(総理府)。四日市市環境保全審議会会長。尼崎市環境審議会会長。(財)国際環境技術移転研究センター顧問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品