出版社内容情報
幽霊,実体なきもの。彼らはいかにしてその存在を知らしめてきたのか。時に哀しく,そして時には恐怖を伴ってあの世とこの世の間を往き来するものたちの実話,逸話,伝説,口承を膨大な図版を駆使して紹介する。日本語版文献案内付。
内容説明
ニュースやうわさ話、文学や映画、美術などに登場する実話や逸話。あの世とこの世が接点をもったさまざまな例を一挙紹介。現代怪異・幽霊学の決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misui
9
幽霊や超常現象に関するエピソードや伝承を約400項目集めた異色の事典。文献の紹介に力を入れていてこの手のジャンルの文献目録にも使える。あとポルターガイスト多すぎ。「バカ(Baka):幽鬼を示すハイチの言葉。生前秘密結社の一員として秘法を授かり、死後もそれに従わなければならないという。死後世に戻ってきて人肉を食らうグールに似ていなくもない。」2015/09/07
takao
1
ふむ2022/05/12
獣狼ZAKI
0
古本で購入。怪物、幻獣、悪魔と幽霊の関わりがあるので知ってる名前に物凄く反応してしまう(笑)。図説なので不気味な絵があれば俺得の絵が大量にあって読んでるだけで楽しくなってくる。世界の幽霊とかインチキ臭いのも紛れこんでても読んでるとやっぱり遊び心が満載ですね。ホラー映画の紹介もされてるので当時の作品も観てみたいなぁ……。2011/10/05