内容説明
教師のしごとに対する歴史的展望。わが国の教員史を明治期から現在まで通史的に叙述。「知の足腰の強い教職観」の形成に向けて、これからのあるべき教師像を探る。
目次
序章 歴史のなかの教師像をどう描くか
第1章 「啓蒙」の時代と教師―師匠から教員へ
第2章 国家の規範と教職意識
第3章 小学校教師像の再定位
第4章 教師における人間と制度
第5章 教師の労働者性の自覚と教職意識の深まり
第6章 戦時下の教師たち
第7章 教師像の模索と再生・創造
第8章 「逆コース」と教師の自由を求める教師たち
第9章 高度経済成長下の競争主義的教育を超克する教師たち
第10章 新自由主義教育を超克する教師たち
終章 展望 歴史のなかの教師像
著者等紹介
船寄俊雄[フナキトシオ]
広島大学大学院教育学研究科博士課程単位修得退学、博士(教育学)。大阪信愛学院短期大学子ども教育学科教授、神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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