目次
第1部 対称性認知(回転と鏡映の変換;正六角枠での要素パターンに対する良さと複雑さ;正方枠での要素パターンに対する認知判断と群論モデル;良さと複雑さに対する空間フィルタと群論による3階層モデル;反復パターンに対する認知判断;1次元白黒充填パターンに対する認知判断)
第2部 輪郭線知覚と明るさ錯視(興奮と抑制の拮抗過程および数理モデル;明るさ水準の低下と明るさ錯視による5段階定性的モデル;明るさ対比の諸相と5段階定性的モデル;Ehrenstein錯視に対する3段階定性的モデル)
第3部 幾何学的錯視での円の大きさ(大きさ円対比としてのEbbinghaus錯視;比較判断によるDelboeuf錯視;絶対判断による同心円錯視と判断順序効果)
第4部 重量判断における負の時間順序効果(負の時間順序効果における興奮と抑制)
著者等紹介
濱田治良[ハマダジロウ]
1971年徳島大学教育学部卒。1973年大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。1976年北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。北海道大学文学部助手。1980年文学博士(北海道大学)。1982年徳島大学教育学部講師。1983年徳島大学教育学部助教授。1990年徳島大学総合科学部教授。1991年文部省・ドイツ学術交流会在外研究員(Dortmund大学)。2013年徳島大学定年退職。徳島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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