文化を基軸とする社会系教育の構築

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759921816
  • NDC分類 375.3
  • Cコード C3037

出版社内容情報

グローバル社会の進展のもとで、日本人としてのアイデンティティの形成と国際的視野の形成を視野に入れて、「文化価値理解」、「文化価値形成」、「文化価値創造」という三つの方向性を示しながら、文化を基軸とする社会系教育の授業開発や教材化のあり方を提案する。

中村 哲[ナカムラ テツ]

内容説明

グローバル社会の進展のもとで、日本人としてのアイデンティティの形成と国際的視野の形成を視野に入れて、「文化価値理解」、「文化価値形成」、「文化価値創造」という三つの方向性を示し、社会系教育の授業開発や教材化のあり方を提案する。

目次

第1章 文化を基軸とする社会系教育の実践とその意義(文化を基軸とする社会系教育の構成;文化を基軸とする社会系教育の授業実践の類型と意義 ほか)
第2章 文化価値理解を意図する社会系教育実践(小学校社会科歴史学習における日本の「包み文化」の教材化―第6学年単元「風呂敷から見える社会」の場合;小学校社会科における伝統文化教材に関する授業開発―第6学年単元「にぎわう都市花開く文化」の場合 ほか)
第3章 文化価値形成を意図する社会系教育実践(地域への愛着形成を意図する伝統文化教材の授業構成―静岡大学附属静岡小学校第3学年社会科授業実践「凧作りの魅力って?」を手がかりに;ESD的価値形成を意図した社会科「文化学習」の授業開発―小学校第6学年単元「世界文化遺産(宮島とモンサンミッセル)の秘密」の場合 ほか)
第4章 文化価値創造を意図する社会系教育実践(グローバルな東西文化の融合の視点に基づく「有田焼」の教材化―小学校社会科第6学年単元「有田焼400年の秘密を探ろう」の場合;秋田県のふるさと教育の性格と実践―由利本荘市立岩城小学校のふるさと教育の実践を事例に ほか)
第5章 文化を基軸とする社会系教育の進展(「関西学院大学グローバル日本文化教育研究センター」の性格;「グローバル文化シンボルとしての鯉のぼり」教材の開発事例)

著者等紹介

中村哲[ナカムラテツ]
関西学院大学教育学部・教育学研究科教授。1948年6月2日に神戸市に生まれ。1967年3月兵庫県立長田高校卒業。1971年3月広島大学文学部哲学科中国哲学専攻卒業。1975年3月広島大学大学院教育学研究科博士課程教科教育学(社会科教育)専攻退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品