出版社内容情報
グローバル教育についての日米英のカリキュラムを検証し、教科融合・教科統合等の視点から内容編成を分析。理論と実践を論じた力作。
藤原孝章[フジワラタカアキ]
目次
戦後日本国際理解教育史概論―先行研究の年代記的アプローチ
第1部 アメリカのグローバル教育(教科融合学習としてのグローバル教育(1)―初等教育におけるグローバル学習の場合
教科融合学習としてのグローバル教育(2)―中等教育社会科における「グローバル学習」単元の場合
教科統合学習としてのグローバル教育―学際的教科「グローバル・イシューズ」を中心に)
第2部 イギリスのグローバル教育(教科融合型学習としてのイギリスのグローバル教育―ワールド・スタディーズ・プロジェクトの場合;教科統合型学習としてのイギリス「シティズンシップ」科目におけるグローバル・シティズンシップの育成;教科超越型学習としてのイギリスのグローバル教育―「シティズンシップ」の学校全体アプローチ:Get Global!の場合)
第3部 グローバル教育の授業実践(教科融合型グローバル学習単元と授業実践―中学校社会科(公民的分野)「世界の中の日本経済―アジア・ニーズと我が国の経済」単元の場合
教科統合型「国際理解」(Global Studies)と授業実践―学校設定科目「国際理解」における「外国人労働者問題」単元の場合
教科超越型「グローバル学習」と授業実践―大学授業科目「海外こども事情A」(タイ・スタディツアー・プログラム)の場合
研究の成果と課題)
著者等紹介
藤原孝章[フジワラタカアキ]
1952年京都府に生まれる。1975年広島大学教育学部高等学校教員養成課程(社会科)卒業。1977年私立報徳学園中学校・高等学校(兵庫県)教諭。1995年同志社大学大学院文学研究科修士課程(教育学専攻)修了。1999年富山大学教育学部助教授(2003年10月教授)。2004年同志社女子大学現代社会学部現代こども学科教授。2015年博士(教育文化学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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