臨床心理士・カウンセラーによるアドボカシー―生徒、エイズ、吃音・精神障害者、性的・民族的マイノリティ、レイプ・DV被害児(者)の声を聴く

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784759919882
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

クライエントとの相互作用的な関係を基盤とし、声なき声を代弁する臨床心理士・カウンセラーのアドボカシー活動を紹介。多様な実践事例から理論的・実践的問題を提起する。

目次

第1章 臨床心理士・カウンセラーによるアドボカシーの意義
第2章 スクールカウンセラーのアドボカシー
第3章 子ども虐待の問題から心理士のアドボカシーのあり方を考える
第4章 レイプ被害者のためのアドボカシー
第5章 性同一性障害者へのアドボカシー
第6章 「親密な関係における暴力」に関するアドボカシー―「ドメスティックバイオレンス」と「デートDV」
第7章 HIV/エイズとともに生きる人への臨床心理士・カウンセラーによるアドボカシー
第8章 吃音者に対するアドボカシー
第9章 統合失調症者に対する臨床心理士・カウンセラーによるアドボカシー
第10章 文化的マイノリティのセルフ・アドボカシー―フィリピン系日本人青年の地域グループ活動を例に
終章 アドボカシーを巡るいくつかの問題―声なき声を傾聴し、それを代弁し、私の、そして私たちの声にしていくこと

著者等紹介

井上孝代[イノウエタカヨ]
明治学院大学副学長(2013年3月まで)、博士(教育心理学)、臨床心理士、認定カウンセラー・スーパーバイザー。専門は、臨床心理学、カウンセリング心理学、コミュニティ心理学、異文化間心理学。九州大学大学院心理学専攻博士課程修了、病院・公立機関・企業の心理専門職、教育相談、産業臨床心理士・カウンセラーなどを経て、1991年より東京外国語大学留学生日本語教育センター助教授。1998年より明治学院大学心理学部教授。家庭裁判所の調停委員や行政の各種審議委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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