為信集と源氏物語―校本・注釈・研究

為信集と源氏物語―校本・注釈・研究

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759918014
  • NDC分類 911.138
  • Cコード C3092

目次

為信集の校本と注釈
為信集に関する研究(『為信集』の伝本について;『為信集』の作者について―紫式部の祖父為信との同一人物説への回帰;「花山院はうし」の所在とその盛衰―比叡山東塔東谷神蔵寺「かまくら」;『為信集』から『源氏物語』へ)
為信系図
為信年譜

著者等紹介

笹川博司[ササガワヒロジ]
1955年大阪府茨木市に生まれる。1979年京都府立大学文学部卒業。1993年大阪教育大学大学院修了。1998年博士(文学)(九州大学)。現在、大阪大谷大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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サチ

1
為信とは果たして何者なのか。紫式部の祖父為信なのか、はたまた同名異人なのか。これは平安文学史上かなりの命題じゃないですかね。源氏物語から着想を得ての為信集なのか、為信集からの源氏物語なのか。後者なら出だしの下敷とされた伊勢集、桐壺の巻のネタ本的存在の白氏文集以上のネタ本が現れたことになるわけで、今風に言えば、源氏物語はお爺様の原案(私家集)を孫がノベライズしたものってことに…なるわけか? 両者の前後関係が激しく気になるところ。2011/02/18

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