目次
序章 平安朝漢文学史上の天暦期
第1章 人物論(村上天皇論;大江朝綱論;大江維時論―「稽古の力」;菅原文時論)
第2章 漢詩文論(詩文の形式と表現;白詩受容考)
第3章 和歌論(後撰集時代前後の和歌と『白氏文集』;申文としての和歌―古今集時代から後撰集時代にかけて;『大江千里集』「詠懐」部の表現と主題―天暦期に先駆ける和歌の述懐として;『元輔集』にみる漢詩文表現―漢詩文の浸透度を中心として;「よのなかをなににたとへむ」歌連作―源を中心にして;『蜻蛉日記』の和歌と漢詩文;和歌から漢詩へ―『和漢朗詠集』「三月尽」所収「留春不要関城固」の解釈)
終章 平安朝のなかの天暦期文壇
著者等紹介
小野泰央[オノヤスオ]
1965年山梨県韮崎市生まれ。1995年中央大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程後期単位取得満期退学。現在、国立群馬工業高等専門学校准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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