Minerva福祉ライブラリー
少子高齢時代の都市住宅学―家族と住まいの新しい関係

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  • サイズ A5判/ページ数 292p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623036059
  • NDC分類 365.3
  • Cコード C0336

出版社内容情報

【内容】
21世紀はどこで誰と住むのかを考える
家族、そして家族と住まいの関係がいま大きく変わろうとしている。
――「少子高齢化」という巨大なマグマが、近代家族とモダンリビングの関係を激しく揺り動かしている。それはまた、人口現象に伴う都市化の終焉と地域社会の再編とも無関係ではあり得ない。21世紀における少子高齢社会の到来は、私たちの暮らしと住まいに、どのような変化をもたらそうとしているのか。本書は、地域共同性の再生という視点から地域社会の居住空間の新たな可能性を見出し、新しい都市と住まいのあり方を模索する。

【目次】
第1部 少子高齢社会への移行期に立って
1 少子高齢社会への移行期の諸問題
1章 移行期への分析視角
2章 団塊世代を通してみたライフサイクルの変容

2 家族はいまどう変わりつつあるか
3章 国勢調査にみる高齢者世帯の推移と地域差
4章 三世代同居の持続性と変容
5章 地方圏における家族変化の近未来に向き合う
6章 ホームレスにみる家族の分解と再編

3 高齢者居住と地域社会のすがた
7章 世代間関係の変容と地域社会の可能性
8章 大震災のなかの高齢者と居場所
9章 新しい高齢者居住のかたちとコミュニティの課題
10章 介護保険が都市居住にもたらすもの

第2部 家族と住まいの新しい関係
4 住まいの変遷と移行期における多様化
11章 公共住宅の再生と新しい役割
12章 少子高齢社会への住宅市場対応
13章 郊外居住における生活〈生活のマネジメント〉の実践
14章 都市居住のトレンドをどうみるか

5 住まいとまちの新たな可能性を求めて
15章 関係性の構築からみた新しい計画・設計手法
16章 居住関連サービス産業への期待
17章 少子高齢社会における居住空間の再編

目次

第1部 少子高齢社会への移行期に立って(少子高齢社会への移行期の諸問題;家族はいまどう変わりつつあるか;高齢者居住と地域社会のすがた)
第2部 家族と住まいの新しい関係(住まいの変遷と移行期における多様化;住まいとまちの新たな可能性を求めて)

著者等紹介

広原盛明[ヒロハラモリアキ]
1938年生まれ。1965年京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程退学。現在、龍谷大学法学部教授。京都府立大学名誉教授

岩崎信彦[イワサキノブヒコ]
1944年生まれ。1971年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、神戸大学文学部教授

高田光雄[タカダミツオ]
1951年生まれ。1977年京都大学大学院工学研究科修了。現在、京都大学大学院工学研究科助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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