出版社内容情報
高齢者の心理的ウェルビーイングに関する調査研究に加え、ポジティブ心理学の独創的な視点から、ウェルビーイングの向上を試みる臨床健康心理学的支援の介入研究を展開 した。
目次
第1章 高齢者の心理的ウェルビーイングと臨床健康心理学的支援へのポジティブ心理学からのアプローチ
第2章 本研究の目的と意義
第3章 高齢者の心理的ウェルビーイングの測定尺度の開発
第4章 高齢者の心理的ウェルビーイングに及ぼす家族・関係性の影響
第5章 高齢者のウェルビーイングに寄与する臨床健康心理学的支援:直接的介入
第6章 高齢者を支援する側への臨床健康心理学的支援:間接的介入
第7章 総合的考察
第8章 本研究の制約と将来の展望
著者等紹介
稲谷ふみ枝[イナタニフミエ]
1964年生。スウェーデン国立リンシェピング大学留学後、帰国し琉球大学大学院で高齢者のウェルビーイング研究を行う。現在、久留米大学文学部教授(心理学博士)。臨床心理士として、認知症の高齢者を対象とした心理療法や介護職・家族を対象としたストレスマネジメント教育を研究実践している。また、認知症高齢者を対象としたコミュニケーション法のバリデーション法の資格を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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