出版社内容情報
古典和歌に詠み込まれた「鐘」を体系的に検証し、「鐘」の意象をめぐる日中比較文化的考察をした研究書。歌言葉の「意象」の研究は和歌研究における新しい試みであり、本書の特徴である。
目次
第1章 歌言葉としての鐘の形成
第2章 古典和歌における鐘の意象
第3章 聴覚素材としての鐘の特徴
第4章 景色になる鐘の音
第5章 古典和歌における鐘の宗教性
第6章 歌合から見た和歌における鐘の存在
第7章 中国古典詩歌における鐘
第8章 日中古典詩歌における鐘の比較文化的考察
著者等紹介
劉小俊[リュウショウシュン]
1984年8月山西大学日本語学科卒業。1986年4月来日。1989年3月岡山大学大学院文学研究科修了。1992年3月甲南女子大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。2005年3月博士(文学)学位取得。現職同志社女子大学現代社会学部助教授(コントラクトティーチャー)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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