粘土遊びの心理学―ヒトがつくる、チンパンジーがこねる

粘土遊びの心理学―ヒトがつくる、チンパンジーがこねる

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759915136
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C3011

出版社内容情報

皆、幼いころ土に触れた思い出をもっている。「粘土遊び」の分野で第一人者の著者が、長年の研究を読みやすく丁寧にまとめた。本書は(1)〇~五歳までのヒト幼児がつくる、(2)知的障害児が楽しむ、(3)チンパンジーがこねる、を3つの柱にルポ、実践記録、対談を交え、「造形の進化」から「究極の粘土遊びとは?」まで総合的に紹介。約180枚の粘土写真をのせてあるので作品集として見ることもできる。読者は、一万年以上前から人類が行ってきた「粘土遊び」に共感しながら、癒され、大地のパワーを吸収し、土をこねて器を作りたくなり、生きる根っこを見つけるに違いない。

内容説明

ヒト幼児が知的障害児がチンパンジーが、こねてつくって楽しむ。究極の粘土遊びとは?今、土と遊びながらいのちを育てる、こころを癒す。たくさんの写真とともに紹介します。

目次

1 なぜ粘土遊びか
2 自由になるから面白い
3 粘土は、固体と液体の間をゆききする
4 あゆみ
5 ヒトの子どもの発達・〇歳から五歳まで
6 知的障害児がかかわる
7 チンパンジーがこねる・造形の進化
対談・進歩の時間割―須賀哲夫(日本女子大学人間社会学部教授)

著者等紹介

中川織江[ナカガワオリエ]
日本女子大学人間社会学部講師(非常勤、幼児造形)。博士(文学)。1997年日本女子大学。東京教育大学(現筑波大学)教育学部卒業、大塚テキスタイル学院工業繊維学科卒業、デザイン会社勤務を経て、日本女子大学大学院文学研究科博士課程後期修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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