列島の古代文学―比較神話から比較文学へ

列島の古代文学―比較神話から比較文学へ

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  • サイズ A5判/ページ数 465p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759914825
  • NDC分類 910.23
  • Cコード C3093

出版社内容情報

長い海外での研究生活からおのずと国際的視野にさらされつつ、日本列島古代文学の英雄神や物語文学の主人公一代記の普遍性と特殊性の結合に迫った画期的な労作。

目次

第1部 底知れぬ過去の泉(「虚空」から「闇」を経て「光」へ―ただ時を通してのみ、時は克服される;「身体」としての国土空間―神々のアイデンティティ;死の国から連れ戻された女―マオリ人の黄泉国神話と対比して)
第2部 新しい想像力(物語の出で来はじめのおや;『竹取物語』の構成;あらたに登場した人物の「性格論」―五人の貴公子たち ほか)
第3部 海外からの視点(定型詩としての短歌―『古今和歌集』;長編写実「小説」の出現―『うつほ物語』と音楽;「世界文学」としての『源氏物語』―方法と成果 ほか)

著者等紹介

井上英明[イノウエエイメイ]
1937年福岡県に生まれる。県立修猷館高校から早稲田大学第一文学部(国文科)を経て、同大学大学院文学研究科(日本文学)博士課程満期修了。1968年ニュージーランド国立オークランド大学アジア語・アジア文学科上級講師(Senior Lecturer)、英国国立ロンドン大学東洋アフリカ研究学部(SOAS)正講師(tenured)。1981年帰国。梅光女学院大学文学部・大学院(日本文学)教授を経て、1985年から明星大学日本文化学部、同大学院人文学研究科(比較文学)教授
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