出版社内容情報
本書は終末期がん患者の苦痛の緩和方法であるタッチに焦点を当てたホスピス看護師等の聞き取り調査と患者を通した実践研究。これからの時代の癒しの医療に示唆を与える。
目次
序章(終末期がん看護の動向;看護とタッチをめぐる研究動向 ほか)
1章 終末期がん看護に携わる看護師のタッチに関する認識と実態(タッチに対する認識と実態に関する調査;終末期がん看護におけるタッチによる痛みの緩和)
2章 終末期がん看護に携わる看護師の効果的なタッチの理論化へ向けて(終末期がん看護に携わる経験豊富な看護師のタッチに関する認識と実践;臨床経験の少ない看護師のタッチに関する認識と実践 ほか)
3章 患者側からみたタッチの認識と効果―病棟での参加観察(調査目的および方法;実践例からみる患者―看護師関係)
著者等紹介
藤野彰子[フジノショウコ]
1950年鳥取県生まれ。1972年神奈川県立衛生短期大学衛生看護科卒業。1972~77年東京女子医科大学病院看護師(心臓血圧研究所CCU.ICU)。1979年聖路加看護大学衛生看護学部衛生看護学科卒業。1979~82年聖隷学園浜松衛生短期大学看護学科助手(成人看護学)。1982~86年埼玉県立衛生短期大学看護学科助手(成人看護学)。1990~97年東京都立医療技術短期大学非常勤講師(成人看護学実習)。1998年女子栄養大学栄養学研究科修士課程保健学専攻修了。2000年東京慈恵会医科大学医学部看護学科助教授。2001年女子栄養大学栄養学研究科博士後期課程保健学専攻修了。女子栄養大学より博士(保健学)の学位を授与される。現在、東京慈恵会医科大学医学部看護学科助教授
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