出版社内容情報
【目次から】
まえがき
第一章 商業の人となる
マージナルな出生/維新前の教育状況/幕末期の西洋体験/大蔵官僚としての出所進退/自称商売人となる
第二章 日本商業の国際関係
モデルとしての西洋/日英関係と経済同盟/日米関係と国民外交/日中関係と共存同営/世界の中の日本商業
第三章 商業立国の人的基盤
立国の基礎としての商業/日本商人の自働的進歩/経済と道徳の一致/商業社会における女性の役割/人的基盤確立の教育課題
第四章 商業の人づくり活動
出版文化の育成活動/講話による啓蒙活動/修養団体の支援活動/教育界の人脈関係/学校の支援活動
第五章 渋沢栄一と東京商科大学
商業教育事始め/矢野二郎と渋沢栄一/商議委員としての渋沢栄一/大学昇格運動の曲折/渋沢栄一の果した役割
注/あとがき/図版出典・所在一覧/渋沢語録出典一覧/索引
内容説明
本書は、商業教育に焦点づけて渋沢栄一の思想と実践の軌跡を考察するものである。
目次
第1章 商業の人となる(マージナルな出生;維新前の教育状況 ほか)
第2章 日本商業の国際関係(モデルとしての西洋;日英関係と経済同盟 ほか)
第3章 商業立国の人的基盤(立国の基礎としての商業;日本商人の自働的進歩 ほか)
第4章 商業の人づくり活動(出版文化の育成活動;講話による啓蒙活動 ほか)
第5章 渋沢栄一と東京商科大学(商業教育事始め;矢野二郎と渋沢栄一 ほか)
著者等紹介
三好信浩[ミヨシノブヒロ]
1932年大分県に生まれる。広島大学大学院教育学研究科博士課程修了、教育学博士。茨城大学助教授、大阪市立大学助教授、広島大学教授を経て現在、甲南女子大学教授、広島大学名誉教授。専攻は教育史
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