源氏物語の世界―方法と構造の諸相

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  • サイズ A5判/ページ数 434p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784759912739
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C3093

出版社内容情報

【執筆者一覧】(掲載順)
秋山虔/鈴木日出男/山上義実/松田成穂/星山健/熊谷義隆/呉羽長/斎藤正昭/三角洋一/河北騰/稲賀敬二/小島雪子/堀淳一/リン・K・ミヤケ/伊藤守幸/陳明姿/今井源衛/伊井春樹/渡辺仁史/田中隆昭/仁平道明/菊田茂男

内容説明

本書は、物語的方法と構造の諸相を照射することによって、『源氏物語』の文芸的世界の機構の特質を究明するものである。

目次

玉鬘―六条院における進退
空蝉物語の形成
『源氏物語』薫の行方―宇治十帖結末に関する一解釈・再論
『源氏物語』初期の巻々の方法に関する臆断―桐壷巻から紅葉賀・花宴巻へ
「桐壷」巻論―“主人公/敵役”生成のダイナミズム
桐壷帝の密通認知―その可能性と高麗の相人の予言
藤壷構想と朧月夜構想の関わりをめぐって
玉鬘十帖の世界
鈴虫巻小論
源氏物語「浮舟」巻について〔ほか〕

著者等紹介

菊田茂男[キクタシゲオ]
昭和4年6月1日、秋田県に生まれる。昭和27年3月、東北大学文学部国文学科(旧制)卒業。東北大学文学部教授(文学部長)、宮城学院女子大学大学院教授等を経て、現在、東北大学名誉教授。この間、ドイツ国立ボン大学、アメリカ合衆国カリフォルニア州立大学バークレー校各客員研究員、台湾・輔仁大学大学院、イタリア国立ローマ大学文学部、インドネシア国立インドネシア大学大学院(博士論文審査担当)各客員教授、大学入試センター研究部教授等を併任。専攻分野は中古文芸、近・現代文芸、比較文学
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