内容説明
本書は、石山寺蔵『四分律』に施された平安極初期の訓点を解読し、国語学的に考察したものである。
目次
第1章 表記法
第2章 音韻
第3章 漢字による訓義の注
第4章 特殊な漢字の訓法
第5章 文法
第6章 語彙
第7章 石山寺本『大方広仏華厳経』古点との比較
第8章 『願経四分律』古点との比較
第9章 訳文
著者等紹介
大坪併治[オオツボヘイジ]
明治43年島根県八束郡宍道町に生れる。昭和10年京都大学文学部文学科国語国文学専攻卒業。松江高等学校教授・島根大学教授・岡山大学教授・大谷女子大学教授を経て、現在島根大学・岡山大学各名誉教授。文学博士
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