江戸東京の怪談文化の成立と変遷―一九世紀を中心に

江戸東京の怪談文化の成立と変遷―一九世紀を中心に

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 590p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759910315
  • NDC分類 910.25
  • Cコード C3095

内容説明

本書は文化史的研究というカテゴリーに一応属するが、その内容は演劇史的考察を中心にしながら、思想史的・文学史的・絵画史的アプローチ、都市文化論的視角、民俗学的視点、宗教史的観点、等々の多面的見方がその中に渾然一体となって複合されていて、研究対象にふさわしい接近の方法がとられている。

目次

序章 問題の所在
江戸篇(娯楽としての怪談;初代尾上松助と四代目鶴屋南北の時代;多様化する怪談狂言 ほか)
東京篇(怪談否定の思想と世相;五代目尾上菊五郎と河竹黙阿弥の時代;三遊亭円朝の怪談噺 ほか)
結び 柳田国男の妖怪論について

最近チェックした商品