内容説明
本書は、まず第一に、70年代以降、展開されてきた活動理論にもとづく教科教授の再構成を、コミュニケーションとことばのアスペクトからさらに押し進める。第二に、教科の教授理論構想のコミュニケーション論的アプローチを、最初から、社会過程の分析にとって最も重要な方法論的前提としての活動理論に方向づける。第三に、教授における生徒の活動と教師の活動と教授対象を媒介するファクターとしての教授コミュニケーションの把握から、特有の状況と構造と関係をもつ教授コミュニケーションにおける個人的活動と協同的活動、認知活動とゾチアールな体験の諸関係が創りだす教授のダイナミズムをより深く把握する。
目次
第1部 コミュニケーションとことばの基本問題
第2部 教授におけることば
第3部 教授コミュニケーションと協同と教授学的構想
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