目次
序章 現代教科論の新しい構想と構成
第１部 現代教科論の歴史的前提（１９世期ヘルバルト派の教科思考と集中原理；教科主義と無教科主導教授；生活圏に則った教授と脱教科化；無教科主導教授としてのゲザムト教授への取り組み；ゲザムト教授の問題性と教科観；ゲザムト教授のジンテーゼと教科教授）
第２部 現代教科教授の振舞心理学的再構成
（教科教授の心理学的活動構想；教科教授の心理学的活動理論；振舞の心理的調整構成要素のモデル；自立的振舞調整の心理的構成要素の発達の基本経過；活動理論的構想の学習活動の分析と形成への適用；教授における習得の心理学的基礎と前提；人格の心理的個体発生の時期区分の発達理論的諸問題と教科教授）
第３部 現代教科教授の活動理論的再構成（教科の教授過程の本質と構造とダイナミズム；子どもの精神的能動性と学習活動の能動化；教授過程構成の構造原理と機能原理；教授における教えるものと学ぶもののポジションと主体的活動；教授活動と教授過程構成の集団的主体；教科教授におけるコミュニケーション活動と協同活動の研究立脚点；教授における媒介の教授学的基礎と前提；学級集団のゾチアールな諸関係の発達と指導；教授における集団活動のゾチアールな推進諸力；教科教授の教授学的カテゴリーの検討；終章 教科論の新しいカテゴリーと理論体系の構築）
補説 クリングベルクの新しい教授理論構想について
