内容説明
本書は、「マルクのペスタロッチ」または「北方のペスタロット」と称された18世紀プロセイン王国マルク・ブランデンブルクの一領主フリードリヒ・エーバーハルト・フォン・ロホー(Friedrich Eberhard von Rochow,1734―1805)の生涯と教育事蹟の全貌を明らかにし、併わせて近代教育史上における彼の歴史的意義を再評価することを試みたものである。
目次
序章 18世紀後半における「国民教育」論の展開と民衆教育―問題提起のために
第1章 フリードリヒ・エーバーハルト・フォン・ロホーの生いたちとその時代
第3章 18世紀プロイセン絶対王制のいわゆる「農民保護」と対農民強制就学政策の展開―ロホー国民教育思想の歴史的・社会的背景
第3章 「農業革命」と農民層の啓蒙―ロホー「国民教育思想」の経済論的基底
第4章 ロホーの農村学校改革
第5章 ロホー国民教育思想の展開
第6章 ロホー国民教育思想の発展と国民教育制度の構想
補章 ロホー国民教育思想の再評価のために
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