DOJIN文庫<br> 地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか―太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来

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DOJIN文庫
地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか―太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来

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  • サイズ A6判/ページ数 232p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784759825114
  • NDC分類 451.8
  • Cコード C0144

出版社内容情報

太陽活動が活発になったり,低調になったりすると,地球の環境にはどのような影響が及ぶのか.屋久杉の年輪や南極の氷などから太陽活動を復元すると,過去の地球環境についてどんなことがわかるのか.地球と宇宙のつながりという観点から,地球46億年の変動の歴史に迫る「宇宙気候学」.その最前線を丁寧に解説し,大いなる可能性を語る.第31回講談社科学出版賞を受賞した話題作が文庫版で登場!

内容説明

樹木や地層、古記録は、太陽活動や地球環境について何を教えてくれるのか。太陽活動のアップダウンは、どのようにして地球の気候に影響を及ぼすのか。地球と宇宙のつながりから地球を知る「宇宙気候学」。その最前線を丁寧に解説し、大いなる可能性を語る。第31回講談社科学出版賞受賞作。

目次

第1章 変化する太陽
第2章 太陽の真の姿を追う
第3章 太陽活動と気候変動の関係性
第4章 宇宙はどのようにして地球に影響するのか
第5章 変わるハビタブルゾーン
第6章 未来の太陽と地球

著者等紹介

宮原ひろ子[ミヤハラヒロコ]
埼玉県生まれ、長崎県育ち。名古屋大学大学院理学研究科素粒子宇宙物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。東京大学宇宙線研究所などを経て、武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程研究室教授。専門は、宇宙線物理学、太陽物理学、宇宙気候学。平成24年度文部科学大臣表彰若手科学者賞、第31回講談社科学出版賞、第1回米沢富美子記念賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読特

31
黒点数の変動は11年周期。過去にはその黒点が消失した時期が何度かあった。太陽活動は一定ではない。活動の変化は放射熱に影響するだけではない。放出するフレアの威力は太陽圏外から侵入する宇宙線を防ぐ効果がある。穏やかなときは、宇宙線の侵入を招く。宇宙線は雲の生成に関与する。雲は気温を下げる。…宇宙の構造は偶然の成り立ち。そのパラメーターの数は莫大にある。観察できる時間軸は限られる。乏しい材料から紐解いていく。大切なのは「知らない」を認識すること。わからないことは多い。決めつけてはいけない。そう、あの温暖化説も。2024/04/07

inami

25
★3 毎日のように日本に限らず世界中で大雨や猛暑のニュースが伝えられている。異常気象といえば異常だが、自然現象と考えれば異常でも何でもなく、とても自然なことなんだろうと思う。原因は?と問えば、エルニーニョ現象や地球温暖化が・・となるのだが。地球自体の問題もさることながら、太陽活動や宇宙(宇宙線)などの影響はどうなのか?「宇宙気候学」として研究が進んでいるようだ。本書は図解が多く分かりやすいのだが、なるほど、理解できました・・とはいきませんでした w2023/09/22

リョウ

7
自分の知識がない分野については分からない部分も多かったけど、とても興味深い内容だった。地球の天気についても太陽の活動の影響、ひいては太陽系外からの影響が及んでいる可能性があり、それによって機構などの長期的な地球閑居の変化が生じる可能性がある。スケールが大きい話になると共に、それを解明するためには物理学や地学だけでなく歴史的な文献の紐解きなど多種多様な知識を総動員しなければならないというのは途方に暮れる作業だろう。2023/09/29

coldsurgeon

5
地球は太陽系の中にあるから、太陽の活動度の影響を当然受けるだろうが、どのような機序によりどのような影響を受けるかは、まだ解明中のようだ。しかし、雲の増大や雷の発生頻度の増加には、確かに影響があるようだ。温暖化も地球だけの環境変化だけでなく、それに太陽の活動氏も加味されるとなると、未来予測はとても複雑なものになる。2023/09/02

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