出版社内容情報
太陽活動が活発になったり,低調になったりすると,地球の環境にはどのような影響が及ぶのか.屋久杉の年輪や南極の氷などから太陽活動を復元すると,過去の地球環境についてどんなことがわかるのか.地球と宇宙のつながりという観点から,地球46億年の変動の歴史に迫る「宇宙気候学」.その最前線を丁寧に解説し,大いなる可能性を語る.第31回講談社科学出版賞を受賞した話題作が文庫版で登場!
内容説明
樹木や地層、古記録は、太陽活動や地球環境について何を教えてくれるのか。太陽活動のアップダウンは、どのようにして地球の気候に影響を及ぼすのか。地球と宇宙のつながりから地球を知る「宇宙気候学」。その最前線を丁寧に解説し、大いなる可能性を語る。第31回講談社科学出版賞受賞作。
目次
第1章 変化する太陽
第2章 太陽の真の姿を追う
第3章 太陽活動と気候変動の関係性
第4章 宇宙はどのようにして地球に影響するのか
第5章 変わるハビタブルゾーン
第6章 未来の太陽と地球
著者等紹介
宮原ひろ子[ミヤハラヒロコ]
埼玉県生まれ、長崎県育ち。名古屋大学大学院理学研究科素粒子宇宙物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。東京大学宇宙線研究所などを経て、武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程研究室教授。専門は、宇宙線物理学、太陽物理学、宇宙気候学。平成24年度文部科学大臣表彰若手科学者賞、第31回講談社科学出版賞、第1回米沢富美子記念賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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