出版社内容情報
せっかちなウサギとのんびりやのカメが、競争じゃなくて…なかよくおでかけ!?
カメが遠くの山をながめて言いました。「すごくきれいだな!いつかのぼってみたいな」 するとウサギがこたえます。「あした いこうよ!」「あした? いそがなくても いいんじゃない?」
イソップ童話でおなじみの「ウサギとカメ」が、なかよく一緒に山のぼり。ウサギははやく行きたいのに、カメはなかなか家を出ません。一体なにをしているのでしょう。ようやく出発したと思ったら、目のまえには大きな川。しっかり準備をしてきたカメは、リュックの中から次々道具をとりだして、ピンチを切りぬけます。性格がまったく違うから、力をあわせて前に進める。そんな友だちの形をほのぼの描いたお話です。
内容説明
カメがとおくのやまをながめていいました。「いつかのぼってみたいな」するとウサギはいいました。「あしたいこうよ!」はやくいきたいウサギと、ゆっくりじゅんびをするカメ。「ちょっとまってて、」「あとちょっと」「もうちょっと」いったいなにをしているのでしょう?ようやくしゅっぱつしたとおもったら、こまったことがつぎつぎと…。
著者等紹介
リー,イーティン[リー,イーティン] [Lee,Yiting]
台湾出身。絵本作家・イラストレーター。Cambridge School of Artにて児童書イラストの修士号を取得。2020年よりイギリスを拠点に活動している。2017年イギリスのCheltenham Illustration Awardsを受賞。同年ポルトガルのSerpa International Prize for picturebooksのhonorable mention(佳作)に選ばれる。子どものころに好きだった絵本のように、楽しい絵本や結末が想像できないような絵本を制作している
橋本あゆみ[ハシモトアユミ]
千葉県出身。Durham Universityにて翻訳学の修士号を取得。訳書の『ひみつのさくせん』(化学同人)は2023年度の全国学校図書館協議会による「えほん50」、第28回日本絵本賞最終候補絵本に選ばれた。さり気ないやさしさや、ささいな幸せを描いた絵本が好き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゆっき
anne@灯れ松明の火
anne@灯れ松明の火
魚京童!
ヒラP@ehon.gohon