出版社内容情報
現存する8種のクマを追って、アンデスの雲霧林からインドのジャングル、そして北極の海に浮かぶ氷原まで、世界各地を訪れる。そこから見えた、クマたちの過去と現在、そして未来とは。開発により生息環境が脅かされているメガネグマ、熊胆を採取するために飼育されているマレーグマ、徹底した管理で数が回復してきたパンダ、人との衝突が深刻化するアメリカクロクマなど、転機を迎えつつあるクマと人の関係はどこへ向かうのか。世界のクマの現状を掘り下げ、野生動物との共生のあり方を考える。
内容説明
現存する8種のクマを追って、アンデスの雲霧林からインドのジャングル、そして北極の海に浮かぶ氷原まで、世界各地を訪れる。そこから見えた、クマたちの過去と現在、そして未来とは。開発により生息環境が脅かされているメガネグマ、熊胆を採取するために飼育されているマレーグマ、徹底した管理で数が回復してきたパンダ、人との衝突が深刻化するアメリカクロクマなど、転機を迎えつつあるクマと人の関係はどこへ向かうのか。世界のクマの現状を掘り下げ、野生動物との共生のあり方を考える。
目次
第1部 南アメリカ(雲に棲まうもの(メガネグマ、エクアドルとペルー))
第2部 アジア(死と踊る(ナマケグマ、インド)
ソフトパワー(パンダ、中国)
黄金の液体(ツキノワグマとマレーグマ、ベトナム))
第3部 北アメリカ(野生の世界を飛び出して(アメリカクロクマ、米国)
グリズリーの再来(ヒグマ、米国)
氷上を歩くもの(ホッキョクグマ、カナダ))
著者等紹介
ディッキー,グロリア[ディッキー,グロリア] [Dickie,Gloria]
ロイター・ニュース・エージェンシーで地球規模の気候・環境問題を担当する通信記者。カナダのナショナル・マガジン・アワードの候補、若手ジャーナリストに贈られるリビングストン賞の最終候補(国際報道部門)などに選定されたことがあるほか、環境ジャーナリスト協会の役員も経験している。カナダ出身、ロンドン在住
水野裕紀子[ミズノユキコ]
東京都生まれ。国際基督教大学卒業(生物専攻)。米国デューク大学環境大学院修了(環境管理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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