出版社内容情報
「共生社会の実現」が提唱される現代では,薬剤師や薬局にもユニバーサルデザイン(UD)の取組が求められている.本書では,UD誕生の背景から日本における発展,さまざまな障害のある人の基本的知識とサポート方法,さらに服薬場面や薬局での困り事に対するハード面,ソフト面での支援を解説.UDにかかわる具体的な事例,周辺情報,最新の商品紹介も盛り込んだ.
目次
第1章 ユニバーサルデザイン(UD)の成り立ち
第2章 日本で発展するユニバーサルデザイン
第3章 患者の多様性(ダイバーシティ)と求められる対応
第4章 薬の色とカラーユニバーサルデザイン
第5章 患者と薬剤師の間のユニバーサルデザイン
第6章 薬局のユニバーサルデザイン
著者等紹介
石崎真紀子[イシザキマキコ]
兵庫医科大学薬学部非常勤講師。1982年関西学院大学文学部卒。2011年大阪教育大学大学院健康科学専攻学術修士取得。大学卒業後2000年まで株式会社近鉄百貨店で商品開発担当、大学院修了後2021年までLLCオフィスカラム代表。2008年より兵庫医療大学(2022年兵庫医科大学に統合)、神戸芸術工科大学などでユニバーサルデザインの研究と教育に取り組む。専門は、ユニバーサルデザイン、カラーユニバーサルデザイン
前田初男[マエダハツオ]
兵庫医科大学薬学部教授。1988年大阪大学大学院薬学研究科博士後期課程修了。その後、米国ミネソタ州立大学Research Associate、大阪大学薬学部助手、同大学大学院薬学研究科助教授、兵庫医療大学薬学部教授を経て、2022年から現職。専門は、バイオイメージング、ユニバーサルデザイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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