出版社内容情報
近年,機械翻訳の精度が驚異的な進歩を見せていたところに生成系AIが登場し,英語論文執筆の分野にも変革が起きている.言語の壁は取り除かれ,多くの学生や研究者が苦労してきた英語論文執筆の負担は消え去るのだろうか.残念ながらそうではなく,機械翻訳やChatGPTはその負担をある程度は取り除いてくれるが,根本的な原因を解決することはまだできていない.本書では,ChatGPTと機械翻訳を併用することによる最強の英語論文執筆のノウハウを提案する.
内容説明
機械翻訳を併用した最強の手法。
目次
1 英語論文執筆とAI技術活用の課題
2 論文の核心情報:研究概要のテンプレートの提案
3 英語論文執筆マスターガイド:IMRAD形式とパラグラフ
4 英語論文のための日本語原稿の作成:ChatGPTによる効率化
5 ChatGPTと機械翻訳による英語論文執筆のガイド
6 学術コミュニケーションと英語学習の未来
著者等紹介
西山聖久[ニシヤマキヨヒサ]
タシケント工科大学(ウズベキスタン)教授、副学長。株式会社発想工房代表取締役。博士(工学)。2003年に早稲田大学理工学部卒業、2008年に英国バーミンガム大学機械工学科博士課程修了。株式会社豊田自動織機勤務、名古屋大学工学部・大学院工学研究科講師、名古屋大学国際機構国際連携企画センター特任講師を経て、現職。専門は、価値工学(VE)・発明的問題解決手法(TRIZ)といった経営管理手法を活かした工学教育の研究(とくに英語教育、留学生教育、創造性教育など)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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