出版社内容情報
本書は,薬学生に必要な微生物学・感染症学の基礎知識をわかりやすく簡潔に記述されている.微生物やウイルスの分類などはもちろん,感染症の特徴,感染経路,感染症の予防,薬物の作用機序などを解説する.新たに追加された感染症治療学には処方例が取りあげられており,学習に役立つ.また,将来学ぶ免疫学,ゲノム薬学,薬物治療学などの基礎としての役割も視野に入れてまとめられている.薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠.用語解説,コラム,章末問題付き.
目次
1章 微生物学の基礎
2章 感染と発症
3章 感染症対策
4章 細菌学総論
5章 病原性細菌各論
6章 ウイルス学総論
7章 病原性ウイルス各論
8章 真菌学総論
9章 抗菌薬
10章 感染症治療学
11章 寄生虫感染症と病態、予防、治療薬
著者等紹介
塩田澄子[シオタスミコ]
1957年岡山県生まれ。現在、就実大学名誉教授。専門、病原微生物学、感染症学。博士(薬学)
黒田照夫[クロダテルオ]
1971年岡山県生まれ。現在、広島大学大学院医系科学研究科教授。専門、微生物学、化学療法。博士(薬学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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