出版社内容情報
有機化合物の構造決定に必須の各種スペクトル解析法を,基礎理論から高度な測定法や解釈まで丁寧に解説.実践に役立つデータも豊富に収録.14年ぶりの改訂で最新の知見を取り込み,NMRとMSの章がさらに充実した一方で,UV/Vis,IR,ラマン分光法も変わらず重視.最終章の総合問題も一新された.有機化学分野の研究者および学生の必携書.
目次
1 紫外/可視分光法(UV/Vis)(紫外/可視分光法の理論;スペクトル測定のための試料の調製 ほか)
2 赤外分光法(IR)、ラマン分光法(基本原理;赤外分光計 ほか)
3 核磁気共鳴分光法(NMR)(物理的原理;核磁気共鳴と分子構造 ほか)
4 質量分析法(MS)(質量分析法の基本;機器の要素 ほか)
5 スペクトルと分析データの取扱い:実践編(化合物の構造決定;既知とされる化合物および化学合成により得られた生成物の構造解明;未化合物の構造決定)
著者等紹介
三浦雅博[ミウラマサヒロ]
大阪大学先導的学際研究機構特任教授、工学博士
安田誠[ヤスダマコト]
大阪大学大学院工学研究科教授、博士(工学)
平野康次[ヒラノコウジ]
大阪大学大学院工学研究科教授、博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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