出版社内容情報
夢や希望とともにスタートする大学生活.実際に始まってみると,多くの悩みに直面します.研究に行き詰まる,恋愛,サークル,アルバイト,就活など,理由はさまざまです.ところで,企業では,コスト削減や業務改善を目的として,問題解決のための手法を活用されているのを知っていますか? どのように問題に気づき,解決策を導き出すのか.その具体的な手順を示すマニュアルです.大学では高度な専門知識を学びます.しかし,問題解決という視点からその知識の活用に向き合う機会は限られています.本書では,この問題解決のための手法を,大学生活で直面する悩みや研究活動を通じて身につけることを提案します.この考え方は,あなたの大学での学びに新しい視点をもたらし,それは,きっと,社会に出た後も役立つでしょう.一生モノの研究テーマや人生の方向性を見つけるための実践マニュアルとして,是非とも本書を手にとってください.
内容説明
あの大企業も実践!!悩める大学生に伝授する研究生活のための創造的思考術。海外の大学で副学長を務める著者が現地でも実践する問題解決のための科学的方法論。
目次
1 大学生活を通じて学ぶべきこととは
2 問題解決の方法論
3 問題解決の方法論を使って研究テーマを考える
4 研究室に入る前に考えるべきこと
5 研究生活で直面するトラブルに対応する
6 問題解決の方法論を今後に活かす
著者等紹介
西山聖久[ニシヤマキヨヒサ]
タシケント工科大学(ウズベキスタン)教授、副学長。株式会社発想工房代表取締役。博士(工学)。2003年に早稲田大学理工学部卒業、2008年に英国バーミンガム大学機械工学科博士課程修了。株式会社豊田自動織機勤務、名古屋大学工学部・大学院工学研究科講師、名古屋大学国際機構国際連携企画センター特任講師を経て、現職。専門は、価値工学(VE)・発明的問題解決手法(TRIZ)といった経営管理手法を活かした工学教育の研究(とくに英語教育、留学生教育、創造性教育など)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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