出版社内容情報
身近だけど奥深い植物が生き抜くための驚きの戦略と、地球を守るための重要な役割とは?
レースのように繊細な切り絵とイラストで、海に漂う小さな藻類から、空高くのびる樹木にいたるまで、植物の世界を案内します。植物はどのように受粉し、種子をまき散らすのか。樹木に刻まれた年輪は、わたしたちに何を伝えるのか。食虫植物が獲物を捕らえる見事な罠とは…知るほどに奥深い、植物が生き抜くための驚きの戦略に迫ります。
『出産を巡る切り絵・しかけ図鑑』『海洋を冒険する切り絵・しかけ図鑑』『天空を旅する切り絵・しかけ図鑑』に続く、フランス生まれのシリーズ4作目。
内容説明
フランス発。レースのように繊細な切り絵と、思わずめくりたくなる様々なしかけを散りばめた、新感覚のイラスト図鑑。
著者等紹介
ドゥルヴェール,エレーヌ[ドゥルヴェール,エレーヌ] [Druvert,H´el`ene]
デュペレ応用美術学校(パリ)卒業後、フリーランスのテキスタイルデザイナーとして活躍。現在は、パリとアトリエのあるバスク地方を拠点に活動する。『世界で一番美しい切り絵人体図鑑』(エクスナレッジ)で2017年の「ボローニャ・ラガッツィ賞」ノンフィクション部門優秀賞を受賞した。2015年には『Paris s’envole(空飛ぶパリ)』で児童書大賞「本の夜」賞を受賞している
アインホーン,ジュリエット[アインホーン,ジュリエット] [Einhorn,Juliette]
文芸ジャーナリスト、編集コーディネーター。文芸誌『ル・マガジーヌ・リテレール』をはじめとする多くの新聞や雑誌で編集コーディネーターを務める。情報専門学校(EMI)でジャーナリズム・ライティング、リライト、校正について教鞭を執っている。また多くの出版社で編集者・翻訳者としても活躍。フランス本国で本書を出版したラ・マルティニエール社では児童書とくらしのアートの部署に所属
桧垣裕美[ヒガキユミ]
東京外国語大学卒業。翻訳者として英語、フランス語、ビルマ語のさまざまな分野の翻訳を手がけている。やまねこ翻訳クラブ会員
矢守航[ヤモリワタル]
東京大学大学院農学生命科学研究科准教授。植物学者。植物に魅了され、地べたに這いつくばりながら、身近な植物の面白さや不思議を見つけてはワクワクする。その好奇心を持ちながら、「フィールドとラボをつなぐ植物科学」を研究室の看板として掲げ、光合成の仕組みを解いて食料難に立ち向かうべく日々研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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