ティーカップ

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  • サイズ B4判/ページ数 32p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784759823103
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

あるところに、ふるさとでくらせなくなった男の子がいました。ティーカップにふるさとの土を入れて、ボートで海にこぎ出します。ウクライナをはじめ、海外からの難民・避難民のニュースが増える昨今。本書の出版には、ふるさとを離れて暮らさざるをえない人たちのことを考えるきっかけになれば、という翻訳者の思いもこめられています。ページをめくるたび、広大な景色が入れ替わり、空や海の表情、その美しさに魅せられる一冊。

内容説明

あるところに、ふるさとでくらせなくなった男の子がいました。生きていけるところを、あらたにさがさなくてはなりません。男の子のカバンのなかには、1さつの本と、1本のビンと、1まいのもうふが、はいっていました。それに、男の子はティーカップもひとつ、もっていました。ティーカップのなかには、よくあそんだ場所の土がはいっていました…。

著者等紹介

ヤング,レベッカ[ヤング,レベッカ] [Young,Rebecca]
子どもの本の作家。オーストラリア・シドニー近郊で育ち、英文学・児童文学を学んだのち編集者となる。子どもの本の作家としては、最初の絵本『Button Boy』(Scholastic)で注目され、『ティーカップ』でパトリシア・ライトソン児童文学賞を受賞し、IBBYの優良図書に選出された。シドニー在住

オットリー,マット[オットリー,マット] [Ottley,Matt]
画家、児童文学作家、音楽家。パプアニューギニア生まれ。イラストレーションを担当した本は30点以上にのぼる。作曲家やフラメンコのギタリストとしても活躍し、近年は言葉とイラストや音楽を組み合わせた作品も手がけている。オーストラリア・ニューサウスウェールズ州在住

さくまゆみこ[サクマユミコ]
子どもの本の翻訳者。東京で生まれ育ち、編集者、翻訳者、大学の講師や教授、JBBY会長などを通して子どもの本にかかわる。長野県・木曽在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Smileえっちゃん

52
絵に誘われて借りた図書館本。故郷で暮らせなくなった少年が一人で舟で海に出る。カバンの中には、一枚の毛布と一冊の本と一本のビンが入っている。そしてよく遊んだ場所の土が入ったティカップをもって…どうして一人なの?家族は?と考えてしまう。難民なのかな?カップの中で育ったその木が、雨除けになり、日陰を作り、りんごの実をつける。ファンタジーの世界。少年に明るい光が見えてきます。絵がとても素敵でした。2024/01/12

ぶんこ

51
薄い水色が美しい絵本。故郷で暮らせなくなった少年が、僅かな荷物だけで、小さなボートに乗って大海に漕ぎ出します。鯨が呼びあっている声でお母さんを思い出す。ティーカップに故郷でよく遊んだ場所の土を入れて、嵐の中では抱きしめて。切ない気持ちが絵を見ていると増幅されるのです。それでも諦めない少年。やっと陸地にたどり着いた時には、ティーカップからは林檎の木が育っていました。そして何かをかえるふとしたきっかけを待っていると、エッグカップに故郷の土を入れた少女がたどり着きました。諦めないでいたから出会えた奇跡。2024/01/17

どあら

34
図書館で借りて読了。背景の絵が綺麗…🌊☁🌲2023/11/04

マツユキ

23
ボートで一人旅に出る少年の物語。持ち物の一つがティーカップ。どういう事、どんな事情が?と思ったけど、親離れの時期の子供の心情とも読める。絵が美しく、壮大な世界にぽつんと一人の孤独でも、少しずつ豊かになっていくことに感動しました。2023/11/26

Cinejazz

21
〝ある処に、故郷で暮らせなくなった男の子がいました。生きていける処を、新たに探さなくてはなりません。男の子の鞄の中には、一冊の本、一本の瓶、一枚の毛布、それにティーカップも一つ持っていました。ティ-カップの中には、男の子がよく遊んだ故郷の土が入っていました・・・〟故郷を離れて暮らさざるを得なくなった人々への思いが込められた、空の青海風の匂い、新しい土地の風景の美しさに魅了せられる、詩情あふれる絵本。2024/10/05

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