クマのひとりのじかん

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クマのひとりのじかん

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  • サイズ B4判/ページ数 24p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784759822915
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

おねがい、ひとりにさせて…クマのきもちをわかってくれるともだちは、いるでしょうか。


ピアノをひきおわったクマは、きのうえでのんびりしたいのです。
かぜがさわさわとはっぱとあそぶおとを、きいていたいのです。
けれども、もりのどうぶつたちはゆるしてくれません。
「もっと もっと、きかせて!」と、あちこちから こえがします。
そのうちに クマは みんなのことが こわくなって…

みんなのためにピアノをひくのはすきだけど、ひとりの時間も大事にしたいクマ。その気持ちをわかってもらうのは、なかなかむずかしいようです。どうしたら、ほかのひとと心地よい距離感ですごすことができるでしょうか。
ひとそれぞれの感じ方の違いに、はっとするかもしれません。

内容説明

ピアノをひきおわったクマは、ひとりのんびりしたいのです。かぜがさわさわとはっぱをゆらすおとをきいていたいのです。けれどももりのどうぶつたちはゆるしてくれません。「もっともっと、きかせて!」と、あちこちからこえが。そのうちにクマはみんなのことがこわくなって…。みんなのためにピアノをひくのはすきだけど、ひとりのじかんもだいじにしたい。クマのことをわかってくれるともだちはいるのでしょうか。2023年ニューヨークタイムズ・ニューヨーク公共図書館最優秀児童図書賞受賞。

著者等紹介

フェルカンプ,マルク[フェルカンプ,マルク] [Veerkamp,Marc]
1971年オランダ・アルクマール生まれ。アムステルダム在住。脚本家、ジャーナリスト、児童文学作家。幼い頃から作家になりたいと思っていた。オランダ語版「セサミストリート」の脚本を20年近く担当し、演劇やアニメ映画、ゲームの脚本も精力的に手がける。本作で2024年ドイツ児童文学賞のノミネートを受ける

フェルステーヘン,イェスカ[フェルステーヘン,イェスカ] [Verstegen,Jeska]
1972年オランダ・デルフト生まれ。アムステルダム在住。イラストレーター。幼い頃、絵を描くこと、空想すること、自分の夢の世界に迷い込むことが何よりも好きだった。これまで100冊以上の児童書にたずさわっている。本作で2023年ニューヨークタイムズ・ニューヨーク公共図書館絵本賞を受賞

野坂悦子[ノザカエツコ]
東京生まれ。オランダ語、英語などから多くの児童書を翻訳している。絵本や紙芝居の創作も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MI

74
クマはとても美しい音色のピアノを弾きます。誰もがうっとりするぐらい。そろそろ最後の曲にしようと、クマが弾き終わると、聴き入った動物は「クマさんもっと弾いてー」と追いかけてきます。クマだってのんびりとひだまりに寝っ転がりたいのです。白黒の絵本でとても静かな温かい、最後はそれもいいなと自分の時間、君の時間を考えさせられる絵本2024/11/19

とよぽん

65
だれでも、一人になりたい時があると思う。ピアノを弾いて森のみんなを楽しませるクマだって。「もっと、もっと、ピアノのクマさん」と言って追いかけられるクマ。だれにも邪魔されない時間と空間がほしいのだ。その思いを共有してくれるすてきな動物との出会い! よかったねクマさん。モノトーンを基調に赤の差し色を使った絵も、抜群のセンスを感じる。さすが化学同人社の絵本。2024/11/21

ぶんこ

48
森のみんながうっとりするピアノ。演奏するのはクマさん。みんなは美しい音色をもっと聴きたい。でもね、クマさんは一人になりたい時もあるのです。もっともっとと追いかけるみんな、わかってあげて。ついにクマさんは怒ってしまいます。辛いね。みんなが去った後に残ったのはシマウマさん。クマさんに本を読んであげたいと。それを断ってしまうクマさん。クマさんにも分かり合える友だちができたようです。お互いが思いやれる間柄、いいですね。クマさん、よかったね。2024/12/24

Natsuki

34
化学同人の絵本て良質だよなぁといつも思う。モノクロに赤が映える、シンプルでいてデザイン性の高い絵はもちろん。心の片隅の大切な部分にそっと光をあてるような物語が、沁み入ってくる。最後の一文と絵がお気に入り(*´艸`*)2024/12/08

ケ・セラ・セラ

26
周囲が自分の価値を認めてくれるのは嬉しいけれど、一人の時間も欲しい。それは自分にとってとても大切な時間。耳を塞ぎ叫びたくなる。これはわがままなことでしょうか。自分の理想や欲求を一方的に他者に求めるのではなく、その人もまた一人の人間であることを互いに尊重し、相手の気持ちを慮ること。憧れや崇められた人たちが、些細なことで驕り高ぶっているとSNSなどで叩かれる昨今を見ているよう。白地(柔らかい色味です)に黒で描かれた絵に、時々数ヶ所赤の差し色がポイント。化学同人の絵本。2025/03/01

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