にゃんこと名画のマリアージュ―こねことめぐる世界の名作

ベイリー，ジェン【文】〈Ｂａｉｌｅｙ，Ｊｅｎｎ〉/ニャンソンイ【絵】/よしい かずみ【訳】

化学同人（2022/12発売）

• サイズ A3判／ページ数 32p／高さ 32cm
• 商品コード 9784759822687
• NDC分類 E
• Cコード C8798

出版社内容情報

ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』でテーブルにつき、ボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』で憧れのまとに変身、北斎の『富嶽三十六景』では、たくましく！　こねこたちはどんなふうに絵に溶け込んでいるかな？　細部までねこがいっぱいで目が離せません。巻末には、元となった各作品のくわしい解説付き。美術の入門書にもおすすめです。

内容説明

にゃんこの美術館へようこそ！じっくりと、ご覧くださいな。にゃんこと芸術の相性はぴったり。あなたのお気に入りを見つけてね。にゃんこ×名画全１３作品。

著者等紹介

ベイリー，ジェン［ベイリー，ジェン］ ［Ｂａｉｌｅｙ，Ｊｅｎｎ］
米国ロードアイランド州生まれの作家。バーモント美術大学で児童文学とヤングアダルト文学の修士号を取得。グラフィックアーティストや編集者、美術教師の経験もある。子どもの本に関心がある人のための国際団体ＳＣＢＷＩで活動中

ニャンソンイ［ニャンソンイ］
猫の絵をかくのが大好きな韓国のイラストレーター。美しく複雑な線で描かれたふわふわネコちゃんたちの鉛筆画を数多く載せたインスタグラムはフォロワーが５０，０００人以上。韓国語で文章も手がけた絵本やエッセイなどもある

よしいかずみ［ヨシイカズミ］
山梨県生まれ。子どもの本の翻訳にたずさわっている。おもな訳書に、第２７回日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞した『夜をあるく』（ＢＬ出版）などがある。やまねこ翻訳クラブ会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[yomineko＠ヴィタリにゃん]

これはオススメ本です✨✨✨猫と名画が好きな方へ！！！表紙はヴィーナス誕生だけど、毛糸が絡んでるｗｗｗ最後の晩餐もまた凄い。私が一番気に入ったのは葛飾北斎の「神奈川沖裏」＠富嶽百景！！！船酔いしていそうな猫がいて笑う😻😸😻😸

2023/07/11

[ベーグルグル （感想、本登録のみ）]

有名な名画の人物が猫になって、名作を楽しむ絵本。猫好き、美術好きにオススメ。１３の名画があるがいくつか知らないものがあった。巻末に元の絵の解説あり。

2023/04/15

[k sato]

読友さん推薦絵本。世界の名画１２作品を猫でオマージュ(´▽｀)ダヴィンチの「最後の晩餐」を猫に置き換えてみる・・・そんなこと考えたこともありませんでしたが、シュールな絵画となって新鮮でした。１２使徒が１２匹の猫で描かれています。ワインやパンが魚や猫缶に入れ替わっている滑稽さ。本物の「最後の晩餐」には、裏切り者の存在を暗示していると言われていますが、そんなこと微塵も感じさせない１２匹の猫。猫缶の争奪はあったとしても、敵という概念自体が存在しないと感じました。こんな晩餐なら、仲間に入れてほしいです。

2023/08/23

[kibita]

読み友さんのオススメ本。ありがとうございます✨丸々としたこぐま系にゃんこ達が可愛い。必ず子猫とネズミくん🐀がいるのも愛らしい。最後に元絵と説明があるので、分かりやすい。「摩天楼の頂上でランチ」の写真が好み。

2023/07/15

[あさみ]

サイズが大きい！知らずに予約して、図書館のカウンターで思わず「この絵本、意外と大きいですね…」と司書さんと苦笑いしました。誰でも知ってるであろう有名なものから、ちょっと聞いたことあるかも？いや、知らないな絵画まで。いろんな絵の中に猫さんたちが表現してます。私の好きなサルバドール・ダリはなかったけど…いやあれは溶けちゃうからダメかな。

2024/10/24