出版社内容情報
とっても仲良しなクマとリス。ある日、二人でバンドの練習をしていると、ニワトリが「わたしもまざりたい!」とやってきました。二人の仲をじゃまされたくないクマとリスは、「三人なんて、おおすぎる」とニワトリをのけものにしてしまいます。クマとリスの友情を描いた『そばにいるよ』の続編。
内容説明
三人なんておおすぎる!?クマとリスはさいこうのペア。ところがそこにニワトリもまざりたくなりました。9ヵ国語に翻訳!2022年オスカーの本賞最終選考ノミネート作品。
著者等紹介
ホールズ,スムリティ[ホールズ,スムリティ] [Prasadam‐Halls,Smriti]
ロンドンに暮らす作家で、つくってきた子どものための本は30冊をこえる。それまでは子ども向けの本の出版やテレビ番組の製作にかかわっていた。彼女の本はこれまで30もの言語に翻訳されている
スモール,スティーブ[スモール,スティーブ] [Small,Steve]
ロンドンに暮らすアニメーター、デザイナー。テレビの番組やコマーシャルに多くかかわっている
青山南[アオヤマミナミ]
東京に暮らす翻訳家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
79
絵本。『そばにいるよ』 https://bookmeter.com/books/17330830 の続編。クマとリスは最高のペア。そこにニワトリが仲間に入れて欲しいとやってきた。もちろんNO。上手くいきっこない、とクマとリスは突き放す。「そうか!そういうことならわたしはわたしのみちをいく」ニワトリはポスターに誘われて暗い森の中へ…、危ないヤバいぞ。クマとリスはニワトリを助ける。そして3人でも上手くいくはずだと気づく。ぼくたちなりのやり方でぼくたちなりのリズムを見つける▽仲間が増えるって嬉しいね2022/12/05
たーちゃん
25
息子は特に感想も言わずに聞いていました。何か心に残るものがあればいいな。2022/08/15
ヒラP@ehon.gohon
24
2人よりも3人の方が良いこともあれば難しいこともあると思います。 ことに音楽ともなると、うまくいっているグループもあれば、メンバーが変わったり、解散したり、音楽性の共有が難しいようにも思います。 前作「そばにいるよ」で、クマとリスの強い結びつきを知っただけに、難しい絵本です。 でも、お友だちなら…。2023/10/21
anne@灯れ松明の火
23
新着棚で。既視感があった。そうか、「そばにいるよ」の続編だったんだ。「そばにいるよ」で最高のペアになったリスとクマの前に、ニワトリが現れた。一緒にバンド活動をしたいと言う。息の合ったペアは、一体どうする? 前半のリスとクマの気持ち、すごくわかる。奇数って、難しいもの。いっそ4人がいい気がする。でも、ニワトリの気持ちもわかる。ラストは予想が付くけれど、爽やかで、明るくて、いいね。絵はスティーブ・スモールさん。訳は 青山南さん2022/08/24
Cinejazz
19
堅い友情で結ばれている(はずの?) <クマ>と<リス>の『そばにいるよ』の続編では、<ニワトリ>が登場!・・・ある日、二人でバンドの練習をしていると、元気いっぱいのニワトリが「ねえ、なに、してんの? わたしも混ざりたい! 」って、言ってきた。 「ごめん、君は素敵だけど、ぼくらは二人がちょうどいいんだ、三人なんて多すぎる・・・」「そうか! そういうことなら、私は私の道を行く!」 と立ち去るニワトリ。ちょぴり心の痛い二人。やがて、一人になったニワトリが窮地に・・・! 本当の仲間となる試練の巻。🐻🐿🐓2024/05/20