ちいさなかしこいオオカミ

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ちいさなかしこいオオカミ

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  • サイズ B4判/ページ数 34p/高さ 23X28cm
  • 商品コード 9784759822540
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

小さな賢いオオカミは、もっと賢くなるためにもっとたくさん本を読みたいと思っていました。

とおいとおいやまのむこうに、「ちいさなかしこいオオカミ」がすんでいました。
森のみんなはわからないことがあると、オオカミのところへききにきます。でも、ちいさなかしこいオオカミは言うのでした。
「みんなにこたえてるひまはないんだ……」
ある日、王さまの重いやまいをなおすため、オオカミはお城へ一人で出かけていきました。お城はずいぶんと遠く、オオカミは迷子になってしまいます。
「ぼくって、みんながいうほど、かしこくないんだ。おうさまのやまいなんて、ぼくにはなおせっこない」…くたくたで、さむくて、足がいたくて、おなかがすいたオオカミを助けてくれたのは、森のみんなでした。               
小さなかしこいオオカミは、もっとかしこくなるためには、森のみんなに教わることがもっとたくさんあることを知ります。
いまでは、みんながたずねてきても、いそがしくてひまがないとはおもいません。
もしかすると、まえよりもっとたくさん本を読んでいても。
ちいさなかしこいオオカミは、友達に教えたり教えてもらったりすることで、もっとかしこくなれたのでした。

内容説明

とおいとおいやまのむこうに、いっぴきのオオカミがすんでいました。ちいさなかしこいオオカミはもっとかしこくなるためにぶあついほんをよみ、あたらしいほしをみつけます。くすりになるくさもたくさんしっています。みんなのしつもんにこたえているひまはありません。そんなあるひ、おうさまからてがみがとどきます。おもいやまいにかかり、オオカミになおしてほしいというのです―。世界3大児童書賞、ケイト・グリーナウェイロングリスト受賞。14ヵ国で翻訳出版。

著者等紹介

ファン・デア・ハメン,ヘイス[ファンデアハメン,ヘイス] [van der Hammen,Gijs]
1974年生まれ。オランダ文学を専攻。子どものための物語や詩の書き手として活躍している。彼の詩「Wie heeft hier met verf lopen smijten?(ここにペンキをまいたのは誰?)」は、ケリド社から出版された児童詩のアンソロジー(全5巻)のうち、第3巻の表題となった。オンライン・コミュニケーションの専門家としてオランダの読書財団で働き、絵本アプリの制作にも携わる

シーメンスマ,ハネケ[シーメンスマ,ハネケ] [Siemensma,Hanneke]
1978年生まれ。オランダ文学を専攻したのち、視覚芸術を学ぶ。現在はフリーランスのイラストレーター、編集者として活動している。2014年に出版した初めての絵本『Snip(スニップ)』(クラウディア・ラーヘルマン文)は、ドイツ語、フランス語、中国語に翻訳された。『Gedachten denken(考えが考える)』(アネリース・ベック文)で2023年の銀の石筆賞を受賞

野坂悦子[ノザカエツコ]
1959年生まれ。オランダ語、英語、フランス語から数多くの児童書を翻訳している。絵本や紙芝居の創作も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MI

74
小さくて賢いオオカミがいました。彼はひたすら本を読み、彼に「教えて」と言っても「そんなヒマはない」と答えるばかり。ある日王様が病で倒れ、「かしこいオオカミさん、私を助けてほしい。」と手紙が届きました。自分が大変な事態に陥ったとき、オオカミさんの考えが変わってきました。絵本でそっと大事なことに気付かされる。2024/10/08

kayo

22
一冊通してくすんだ色彩の中、オオカミの履く長靴の赤が映えます。見開きで横に広く広がる一枚の絵が、お話を次のページになめらかにつなぎます。賢くなりたいと本を読み過ごすオオカミ。森の動物が知恵を借りに訪ねるけどつれない態度。病に苦しむ王様の呼出に嫌々応えて出かけるけれど…。何のために賢くなるんだろう。その賢さは何に使うんだろう。どんなに賢くてもずっとずっと一人だったらどうなるんだろう。色々考えさせられました。難しいけど、子どもの方が本質を分かってしまったりするかも知れませんね。2024/10/04

ヒラP@ehon.gohon

19
「ちいさなかしこいオオカミ」というけれど、独りよがりで、ちょっと思慮に欠けるオオカミでした。 じゃけんにされても、オオカミを助けようとした森の仲間のやさしさに救われました。 仲間たちの大切さに気づいたことこそが、この絵本の学びだと思います。 ハネケ・シーメンスマさんの絵が素敵です。2024/11/11

みさどん

18
これはもう哲学。話は淡々と過ぎていくけれど、絵が物語っている。全体がまとまってものすごく可愛い挿絵なのだ。本に逃げているようなオオカミが、救われることで目覚めるお話。いつものように、なぜにオオカミなのだろうと思っちゃうけど。2024/11/16

anne@灯れ松明の火

17
新着棚で。抑えた色合いのオシャレな表紙絵(ハネケ・シーメンスマ さん)に惹かれて。「ちいさなかしこいオオカミ」は、森のみんなから相談をされても、「みんなにこたえてるひまはない」と取り合わない。ある日、病気の王さまに乞われて、遠いお城へ出かけて、迷子になってしまって……。困ったオオカミを助けてくれたのは、だれ? 「ほんとうのかしこさ」って、何? 生きていく上で大切なことを教えてくれる、優しい作品。ケイト・グリーナウェイ賞ロングリスト受賞作品。訳は野坂悦子さん。2024/09/22

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