出版社内容情報
2022年のノーベル物理学賞「局所実在性の破れ」の実験に衝撃を受けた著者.それまで,量子力学を計算の道具としてしか使ってこなかったが,この衝撃をきっかけとして,その本質を深く考えはじめた.波動関数,不確定性原理,重ね合わせ,量子もつれ,ベルの不等式などなど,これ以上ないわかりやすさで解説した,量子力学入門の決定版.量子力学の本を読んで挫折した人もそうでない人も,本書を読めばワンランク上の理解に到達すること間違いなし.常識がひっくり返る知の旅へ出かけよう!
【目次】
序章 そのクッキーは本当に実在してる?
第1章 私たちが見ている世界は現実か?
1・1 私たちが見ている世界
1・2 私たちに見えている世界
1・3 見ている世界の映像は脳がつくり出している
1・4 脳がつくるストーリーを見ているだけ:仮想現実
1・5 心理学からも見てみよう
第2章 量子力学って何?
2・1 この世界はまぼろし?
2・2 色が見えるのは量子力学のおかげ
2・3 石焼き芋から暖かさを感じるのも量子力学
2・4 ミクロの世界はつぶつぶ
2・5 量子は波のような性質を持つ
2・6 二重スリット実験
2・7 波動関数ってなんだろう?
2・8 量子力学の原理、不確定性原理
2・9 重ね合わせ
2・10 量子もつれ(量子エンタングルメント)
第3章 量子力学が示した「実在性の崩壊」
3・1 局所実在性の破れが実験で検証された
3・2 ベルの不等式の破れの実験
3・3 シュレディンガーの猫と量子コンピュータ
3・4 多世界解釈
3・5 量子力学は古典力学の上位理論
3・6 実在するかどうかは見る人によって違う
第4章 時空も情報?
4・1 時間は万人に共通に流れていない
4・2 空間は単なる入れ物ではない
4・3 時空についても量子力学を考えるとどうなる?
4・4 時空の実在性もない?
第5章 お釈迦様は量子力学を知っていたのかもしれない
5・1 この世界は情報?
5・2 無我とは?
5・3 世界は実在している?
5・4 すべてはつながりの中にある
5・5 この世界は「まぼろし」かもしれない
終章 すべてはまぼろし?
付録 一粒の米粒は宇宙とつながっている?
A・1 一即多、多即一
A・2 ビッグバンでつくられる元素
A・3 星の中心でつくられ超新星爆発で宇宙にばらまかれる元素
A・4 超新星爆発や中性子星の合体などで作られる元素
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核分裂:理論・実験・応用
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