出版社内容情報
大学で「分子生物学」をはじめて学ぶための教科書.15回講義に適する.分子生物学のコアである「転写・翻訳・複製」の解説に注力し,解析技術の原理も含めて深い理解を得られるよう構成.クラシックな手法はもちろん,新しい塩基配列決定法やゲノム編集など新奇な技術にも触れ,現代の分子生物学を概観できる.採用者には図版データや問題集を進呈.
内容説明
分子生物学のコアであるセントラルドグマをやさしく丁寧に解説することに注力。クラシックな分析手法だけでなく、ゲノム編集や新しい塩基配列決定法について、その原理と変遷をわかりやすく説明。用語や概念は、基礎からやさしく解説。その一方で、より深く学びたい読者へ向けたコラムや発展的な内容の補足も充実。
目次
分子生物学の黎明
1 核酸と遺伝子(核酸の構造;遺伝子、ゲノム、染色体;遺伝子の単離;PCRと塩基配列の決定)
2 セントラルドグマ(細菌における転写;真核生物における転写;遺伝暗号と翻訳;真核生物の遺伝子発現調節)
3 ゲノムの維持(DNAの複製;ゲノムの構造;変異と修復)
著者等紹介
西澤幹雄[ニシザワミキオ]
富山医科薬科大学(現富山大学)医学部医学科卒業、東北大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、立命館大学生命科学部生命医科学科教授。医師、医学博士
高田達之[タカダタツユキ]
東北大学大学院農学研究科博士課程修了。現在、立命館大学薬学部創薬科学科教授。農学博士
藤田典久[フジタノリヒサ]
立命館大学理工学部化学科卒業、大阪大学医学部大学院医学研究科博士課程修了。現在、立命館大学名誉教授。技術士(生物工学)、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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