量子力学は、本当は量子の話ではない―「奇妙な」解釈からの脱却を探る

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量子力学は、本当は量子の話ではない―「奇妙な」解釈からの脱却を探る

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759820690
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C1042

出版社内容情報

*ファインマンの「量子力学を理解している人は誰もいないと思う」という言葉を出発点に,量子論は実験結果に合い,計算は技術にも応用されているが,その意味について,まだ誰も確定的なことを言っておらず,多くの考え方に分かれているという内容を解説する.量子力学の解釈は,多くの人を引きつけ続ける魅力的な難問である.その難問を,フィリップ・ボールというサイエンスライターが,わかりやく解説し,最先端の状況を伝えてくれる.
*量子論を量子の物理学の理論だと考えると,これまで指摘され議論されてきたような答えのない落とし穴に落ちてしまうが,情報の理論だと考えると,矛盾なく意味付けられる可能性がありそうというところに結論づけている.その流れは現在かなり有力でありそう.
*数式はほとんど出てこない.あくまで概念的解釈を説明している.そう言う意味でも価値がある.

内容説明

量子論における直感に反することや不可解なこと。それらを「奇妙」とはもはや言っていられない。「奇妙」からの脱却の時はもう来ている。

目次

量子力学が何を意味しているかを言える者はいない(これが本書の主張である)
量子力学は、本当は量子の話ではない
量子物体は波動でも粒子でもない(が、そのようなこともある)
量子粒子は一度に二つの状態にはない(が、そのようなこともある)
何が「起こる」かは、それについて何を見いだすかによる
量子論の解釈の仕方にもいろいろある(そして、どれもどうも意味をなさない)
どのような問いも、答えは「イエス」だ(「ノー」でない限り)
すべてを一度に知ることはできない
量子物体の性質がその物体だけに収まっている必要はない
「不気味な遠隔作用」はない
日常世界は量子世界の人間スケールにおける現れである
経験するすべてはそれを引き起こしている何かの(部分的な)複製である
シュレーディンガーの猫には子がいる
量子力学はテクノロジーに活かせる
量子コンピューターが「多くの計算を一度に」実行するとは限らない
「量子」あなたはほかにいない
物事はさらにいっそう「量子的」になりえた(ならば、なぜそうではないのか?)
量子力学の基本法則は思ったよりシンプルかもしれない
底へはたどり着けるのか?

著者等紹介

ボール,フィリップ[ボール,フィリップ] [Ball,Philip]
サイエンスライター。「ネイチャー」誌で20年以上編集に携わったのち、著名な新聞・雑誌で科学全般について幅広い執筆活動を行っている

松井信彦[マツイノブヒコ]
翻訳家。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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