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内容説明
世界を救うため、今日も破壊神閻禍の「子供たち」と「なごやか家族作戦」を遂行する、超常現象対策一課行動部隊長・乱崎凰火27歳。そのまったりとした朝のひと時を狂乱へと変えたのは「新婚旅行をしてみようと思うのだが」というネコミミ人外少女、凶華のひと言だった。相も変わらず傲岸不遜、非常識な凶華のこと、これが普通の旅行になるはずもなく…。南の島を舞台に乱崎一家が繰り広げる、馬鹿馬鹿しくも温かい愛と絆と狂乱の物語。弐さつめ登場。
著者等紹介
日日日[アキラ]
1986年生まれ。高校在学中に第6回「えんため大賞」佳作受賞。その他、第8回角川学園小説大賞、優秀賞など4つの新人賞で受賞を果たし一躍注目される。期待の新鋭作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真鍋
8
お猿さん大量発生でウキウキな回。凶華の家族を想う気持ちに、ほっこり。2018/05/09
星野流人
8
狂乱家族のドタバタ新婚旅行を描く第2巻。今回も自己中心的に好き勝手動きまくり家族(というか凰火)を混乱させまくる凶華様であるが、いざ家族の危機とあれば誰よりも早く動き出す姿には好感が持てる。前回は優歌・千花の過去に関わるお話であったが、今回は雹霞の過去に触れている。博士は最後の最後になって、やっと幸せを手にすることができて良かったと思う。優歌はさっぱり良い娘さんだよ。 ベストイラストは、251頁の優歌と雹霞。 8/10点2012/01/15
†漆黒ノ堕天使むきめい†
7
新婚旅行なのにすごく羨ましくないです。そして優歌は毎回ひどい目に遭う役なのですかね。ちょっとかわいそうになってきます。今巻では雹霞の生い立ちに触れられていましたね。2016/06/16
Yobata
7
姫宮家を破壊した後、平凡な日常に戻っていた乱崎家だったが、凶華の突然の「新婚旅行に行こう」の一言で家族全員でパリに。しかし移動中飛行機が墜落し無人島に漂流する。そこには無敵の白い猿軍団がいて…。乱崎家の狂乱物語弍さつめ。今回はちょっと凶華が傍若無人過ぎな所もあったが、狂乱ぶりは見事。今回は雹霞を造った去渡博士が登場し、二人の過去と狂乱家族の絆が語られる。凶華の大作戦は今回も痛快だったが、去渡博士も最後には救われて良かった。月香の正体も明かされつつあるが、未だ謎w。次巻はどんな狂乱を見せてくれるのか?2012/11/23
もっさん
7
新婚旅行に出掛ける乱崎一家。しかし乗っていた飛行機が墜落、無人島に漂着。安心したのも束の間、優歌が謎の猿達に連れ去られてしまう。猿を従える狂乱博士を相手に狂乱家族は宴を開始する。優歌はさっぱり優しい良い子ですな2011/10/27
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