宮沢賢治の元素図鑑―作品を彩る元素と鉱物

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宮沢賢治の元素図鑑―作品を彩る元素と鉱物

  • 桜井 弘【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 化学同人(2018/06発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759819663
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1040

出版社内容情報

賢治作品に登場するすべての元素を解説!幼いころ「石っこ賢さん」とよばれたほど石に熱中した宮沢賢治が残した作品から,「元素」や元素の塊である「鉱物」に触れた文章を写真とともに紹介.賢治の作品は国語教材として親しまれているものが多く,その文章中には多くの元素や鉱物が登場する.たとえば,『やまなし』では,「水銀」「銀」「黄金」「金剛石」「水晶」.これらを賢治の描く心象にふれる手がかりとして,文章とともに元素を解説.作品以外にも,現在知られている118の元素すべてを取りあげた.科学者としての賢治の生涯をたどる.

序章 宮沢賢治はどんな人?――石っこ賢さんの横顔

1章 石っこ賢さんと元素の世界――石から元素へ,そして元素周期表へ

2章 宮沢賢治の元素図鑑――元素と賢治の作品

水素/リチウム/炭素/窒素/酸素/フッ素/ネオン/ナトリウム/マグネシウム/アルミニウム/ケイ素/リン/硫黄/塩素/アルゴン/他 

3章 元素と鉱物――鉱物から見いだされる元素

ヘリウム/ベリリウム/ホウ素/スカンジウム/ガリウム/ゲルマニウム/臭素/ルビジウム/ストロンチウム/イットリウム/ジルコニウム/ニオブ/テクネチウム/ルテニウム/他

4章 元素いろいろ――元素にまつわる豆知識

クリプトン/キセノン/ネオジム/プロメチウム/サマリウム/ユウロピウム/テルビウム/ジスプロシウム/他 

◎コラム?元素発見の歴史と周期表/ゴッホと賢治

◎宮沢賢治年表/参考文献/作品さくいん/元素さくいん/鉱物さくいん

桜井 弘[サクライ ヒロム]
著・文・その他

内容説明

賢治作品に登場するすべての元素を解説!作品に登場しない、現在知られている118の元素とそれを含む鉱物も紹介しました。賢治の作品を入口に、広がる元素と科学の世界。

目次

序章 宮沢賢治はどんな人?―石っこ賢さんの横顔
1章 石っこ賢さんと元素の世界―石から元素へ、そして元素周期表へ
2章 宮沢賢治の元素図鑑―元素と賢治の作品(水素;リチウム;炭素 ほか)
3章 元素と鉱物―鉱物から見いだされる元素(ヘリウム/ベリリウム;ホウ素/スカンジウム;ガリウム/ゲルマニウム ほか)
4章 元素いろいろ―元素にまつわる豆知識(クリプトン/キセノン/ネオジム/プロメチウム;サマリウム/ユウロピウム/テルビウム/ジスプロシウム;ホルミウム/エルビウム/ツリウム/イッテルビウム ほか)

著者等紹介

桜井弘[サクライヒロム]
1942年京都市生まれ。1971年京都大学大学院薬学研究科博士課程修了。薬学博士。京都薬科大学名誉教授。専門は生命錯体化学、生命元素学、代謝分析学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

123
宮沢賢治の作品に登場する元素とその文章を掲載してカラフルな本に仕上げてくれています。賢治は結構好きでいろいろな作品を何回も読んでいますがこのような科学者としての観点から著作と人物をピックアップしてくれたのは楽しい限りです。パラパラ見てまた原作を読み直すのもいいと思いました。2018/10/09

榊原 香織

63
賢治が作品で使った鉱物の説明、というか、元素表にあるのを全部ざっと。 賢治は45種。元素表は今、118種。新しいの増えてるから。 テルル、タンタル、なんて童話ポイと思うけど、メモでテルリウム、タンタラムと出てくるのみ2023/10/18

アキ

40
「私は詩人としては自信がありませんけれども、一個のサイエンティストと認めて頂きたいと思います」農学校の先生であった賢治の言葉。「銀河鉄道の夜」でリチウムLi原子番号3の炎色反応よりももっと美しい赤い色彩を「蠍の火の色」と現わしている。さそり座のアンタレスのこと。ネオンNe原子番号10ネオン燈はケンタウル祭の夜で登場する。東京で初めて取り付けられたのが1926年頃。マグネシウムMg原子番号12。ジョバンニがケンタウル星祭に行く途中、青白く輝くマグネシヤの花火。賢治は「化学本論」を生涯にわたる座右の書とした。2019/02/08

みなと

19
宮沢賢治の作品に出てくる鉱物などがわかりやすく並んで見れる。すごく面白かった。あの作品のあの場面か!と作品を思い出しながら読めたのが楽しかった。今、丁度学校で元素の事について詳しくやってるところだから授業も思い出しながら、楽しかった。2021/06/04

18
118の元素のうち、45の元素が宮沢賢治の作品や手紙に登場するとのことで、フルカラーの元素やそれにまつわる物質、賢治の小説等の引用文からなる御本。その時代で45も元素が取り上げられてるのがすごい。「フィラメントのタングステンがやっと赤く光っている」(米と後光)とか、電球のフィラメントなんてその時代の最先端の技術だよなあと。ふうんと思ったのが「卑しいニッケルの粉だ。みだらな光だ」(ガドルフの百合)のように、ニッケルが成金や富の象徴だということ。金や銀とはまた違って、メッキっぽい感じなんだろうか。2018/08/29

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