生命の再設計は可能か―ゲノム編集が世界を激変させる

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  • サイズ A5判/ページ数 482p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784759819656
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C0045

出版社内容情報

ゲノム編集の進展を中心に,遺伝子にまつわる研究の最近の動向をわかりやすくまとめた.一人で書いたとは思えないほど広範かつ深い内容であり,ゲノム編集とその周辺領域を,その歴史を含めて把握できる.随所に科学者の逸話や名言(迷言?),研究や特許における駆け引きなどが挟まれており,飽きさせない.生命科学の知識がない読者にも理解できるように細心の注意を払ってわかりやすく記述されている.

序章 遺伝子革命

第1章 自然発生変異体

第2章 私のマウスを巨大化したい

第3章 生命操作の道具としての光

第4章 遺伝子ハサミ

第5章 来年のモデル

第6章 分子農場

第7章 新たな遺伝子治療

第8章 生命の再生

第9章 機械としての生命

第10章 再設計された惑星?

用語集

参考文献

索引

ジョン・パリントン[ジョン パリントン]
著・文・その他

野島 博[ノジマ ヒロシ]
翻訳

内容説明

人工臓器、人工生命の誕生、不老不死、がんの撲滅、マンモスの復活、わが子をアインシュタインに!?…ゲノム編集が導くのは天国か、地獄か!?バイオサイエンスの最新の動向と未来を、技術的・歴史的視点からとらえ、私たちが考えるべきことは何かを問いかける。

目次

遺伝子革命
自然発生変異体
私のマウスを超巨大化してほしい
生命操作の道具としての光
遺伝子ハサミ
来年のモデル
分子農場
新たな遺伝子治療
生命の再生
機械としての生命
再設計された惑星?

著者等紹介

パリントン,ジョン[パリントン,ジョン] [Parrington,John]
オックスフォード大学分子細胞薬理学教室准教授およびウースターカレッジ医学部チュートリアルフェロー

野島博[ノジマヒロシ]
1951年山口県下関市生まれ。1974年東京大学教養学部基礎科学科卒業、1979年同理学系大学院生物化学専攻博士課程修了。1995年より大阪大学微生物病研究所教授をつとめ、2017年同研究所を定年退職し大阪大学名誉教授となる。第2回バイオビジネスコンペJAPAN最優秀賞受賞(2002年)。専門は分子細胞生物学、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

21
メモ。自然発生変異体。狼が犬になった時、分子レベルの変化が生じている。幼形成熟(ネオテニー)。家ネコも野生種と異なり人間の環境に適応。家畜ブタは脊椎の数が多い。10代のうちに大麻を吸うことで変異が起こる。遺伝子の導入。本来の標的とは異なる別の遺伝子を標的とする的外れ効果(オフターゲット)。オフターゲットを排除する試み。抗生物質の投与中の患者のタンパク質合成量が低下。バナナから真菌の足掛かりを除去。ジャガイモを編集。肝臓は古代ギリシア語由来。当時から肝臓が再生能力を持っていることが知られていたと思われる。2019/01/14

GASHOW

2
クスリを開発する際にマウスには大変お世話になっている。人体実験は、倫理的にはできないのでマウスに犠牲になっていただいている。身体のつくりが違う齧歯類だが、生命の起源が一緒だからだ。昆虫にも植物にも当てはまる。DNAを人類が知ったが、加工できるほどの理解はしていない。遺伝病となるいくつかを知っただけだ。その複雑さを理解して、デザイナーベイビーや人類の遺伝子改変などは、愚かな事だと気づかないと取り返しつかないことになりそうだ。2018/09/15

S

1
ゲノム編集、光遺伝学、再生/生殖医療などの最先端技術を網羅して説明。手っ取り早く生物学の"最先端"を知るにはいいかも。2018/09/19

しんしん

0
遺伝子工学、ゲノム編集について広範に、わかりやすく書かれていた。 本書でも語られているが、遺伝子操作技術の利用に関しての一般の人々も巻き込んでの活発な議論が必要だとあるが、現実世界でまだ活発な議論は起こっていないように感じる中で、技術が先走っているように思う。 とりわけ中国の研究者や企業の動向が怖く感じてしまう。 2019/05/09

K T

0
知識として読み飛ばしました2019/02/16

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