出版社内容情報
ゲノム編集の進展を中心に,遺伝子にまつわる研究の最近の動向をわかりやすくまとめた.一人で書いたとは思えないほど広範かつ深い内容であり,ゲノム編集とその周辺領域を,その歴史を含めて把握できる.随所に科学者の逸話や名言(迷言?),研究や特許における駆け引きなどが挟まれており,飽きさせない.生命科学の知識がない読者にも理解できるように細心の注意を払ってわかりやすく記述されている.
序章 遺伝子革命
第1章 自然発生変異体
第2章 私のマウスを巨大化したい
第3章 生命操作の道具としての光
第4章 遺伝子ハサミ
第5章 来年のモデル
第6章 分子農場
第7章 新たな遺伝子治療
第8章 生命の再生
第9章 機械としての生命
第10章 再設計された惑星?
用語集
参考文献
索引
ジョン・パリントン[ジョン パリントン]
著・文・その他
野島 博[ノジマ ヒロシ]
翻訳
内容説明
人工臓器、人工生命の誕生、不老不死、がんの撲滅、マンモスの復活、わが子をアインシュタインに!?…ゲノム編集が導くのは天国か、地獄か!?バイオサイエンスの最新の動向と未来を、技術的・歴史的視点からとらえ、私たちが考えるべきことは何かを問いかける。
目次
遺伝子革命
自然発生変異体
私のマウスを超巨大化してほしい
生命操作の道具としての光
遺伝子ハサミ
来年のモデル
分子農場
新たな遺伝子治療
生命の再生
機械としての生命
再設計された惑星?
著者等紹介
パリントン,ジョン[パリントン,ジョン] [Parrington,John]
オックスフォード大学分子細胞薬理学教室准教授およびウースターカレッジ医学部チュートリアルフェロー
野島博[ノジマヒロシ]
1951年山口県下関市生まれ。1974年東京大学教養学部基礎科学科卒業、1979年同理学系大学院生物化学専攻博士課程修了。1995年より大阪大学微生物病研究所教授をつとめ、2017年同研究所を定年退職し大阪大学名誉教授となる。第2回バイオビジネスコンペJAPAN最優秀賞受賞(2002年)。専門は分子細胞生物学、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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