アト秒科学―1京分の1秒スケールの超高速現象を光で観測・制御する

電子版価格
¥4,180
  • 電子版あり

アト秒科学―1京分の1秒スケールの超高速現象を光で観測・制御する

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 178p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759818055
  • NDC分類 549.95
  • Cコード C3043

出版社内容情報

原子・分子の中を1京分の1秒スケールで動き回る電子をレーザー光で直接観測できるようになった.化学反応の積極制御や超高速情報処理も期待できる.このような光-原子(分子)結合系の動的挙動に,第一線の研究者が,理論と実験両面からアプローチ,わかりやすく解説する.

1章 アト秒光パルス発生の理論(ポンデロモーティブエネルギー/強レーザー場中のイオン化)
2章 アト秒領域のダイナミクス―トンネルイオン化の数理(一様静電場中の水素様原子/一様静電場中の原子・分子)
3章 アト秒光パルス発生の実験(超短パルス高出力レーザー/高次高調波の発生)
4章 アト秒光パルスの応用研究(アト秒光パルスの計測法/アト秒光パルスを用いた超高速分光)
5章 アト秒精度の極限コヒーレント制御(二原子分子の電子振動波束/ダブルパルス励起による波束干渉制御)

目次

第1章 アト秒光パルス発生の理論(ポンデロモーティブエネルギー;強レーザー場中のイオン化;高次高調波発生)
第2章 アト秒領域のダイナミクス―トンネルイオン化の数理(一様静電場中の水素様原子;一様静電場中の原子・分子;最近の進展)
第3章 アト秒光パルスの発生の実験(超短パルス高出力レーザー;高次高調波の発生;高次高調波によるアト秒光パルスの設計)
第4章 アト秒光パルスの応用研究(アト秒光パルスの計測法;アト秒光パルスを用いた超高速分光)
第5章 アト秒精度の極限コヒーレント制御(二原子分子の電子振動波束;ポンププローブ法による時空間波束密度分布の計測;分子の振動固有状態を用いた波束の時間発展の観測;強レーザー誘起量子干渉;気相孤立系から凝縮へ)
付録

著者等紹介

大森賢治[オオモリケンジ]
1962年熊本市生まれ。1987年東京大学工学部卒業。1992年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。同年、東北大学科学計測研究所助手、2001年東北大学多元物質科学研究所助教授を経て、自然科学研究機構分子科学研究所光分子科学研究領域教授・研究主幹。工学博士。研究テーマは量子‐古典境界の探求と、物質の波動性に基づく量子工学の推進。2007年日本学士院学術奨励賞、同年日本学術振興会賞、2009年アメリカ物理学会フェロー表彰、2012年フンボルト賞他受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

phmchb

2
・・・・・・・斜め読み2019/05/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9819899
  • ご注意事項

最近チェックした商品